ボートレース(競艇)の借金はなぜ増える?理由から対処法まで徹底解説

ボートレース(競艇)の借金はなぜ増える?理由から対処法まで徹底解説

公営ギャンブルの中でも特に借金が増えやすい競技と言えば、ボートレース・競艇です。

というのも競艇は他の公営ギャンブルに比べ、レースにのめり込みやすい性質があり、気がついた時には多重債務状態で文字通り借金で首が回らないようになってしまうケースも多いものです。

そこで今回はボートレースの借金はなぜ増えるのかを解説するとともに、ボートレースで作ってしまった借金の対処法や、取り立てを停止する方法まで徹底的に解説していきます。

当事務所では24時間365日、借金問題に悩まれている方からのご相談を受付し、最短即日での取り立て停止や借金の減額交渉を行います。まずはご相談ください。

借金返済にお困りなら今すぐご相談ください


ボートレース(競艇)で作りやすい借金一覧

ボートレース(競艇)で作りやすい借金一覧

まずボートレースで作ってしまいやすい借金の一覧をご紹介していきます。

ギャンブルによる借金であるため、基本的には借りやすい所から借り始め、徐々に借りづらい、あるいは借りてはいけないところに手をつけることが多く、結果的に以下のような順番で借金を重ねていく方が多い傾向にあります。

大手消費者金融(アコム・プロミスなど)

アコムやプロミスなどの大手消費者金融は、ボートレースで負けが込んでしまったとき、多くの方が最初に手をのばす借り入れ先です。

というのも、こういった大手の消費者金融は安定した収入さえあれば簡単な手続きで借り入れが出来ることが多いのです。

さらに競艇のレースが開催されている夜8時~9時近くまで審査可能な業者が多く、最終レースに間に合わせる形で即日融資を受けられる可能性が高いというメリットがあるため、図らずも手を出しやすい存在です。

ローカル街金

大手消費者金融から借金を重ねると、自ずから足を踏み入れることになるのがこのローカル街金です。

特徴としては基本的に地元密着の中小貸金業者が多く、何より大手の消費者金融と比較して柔軟な審査を行っているケースも多く見られます。

利便性こそ大手に比べると劣りますが、それでも「柔軟な審査で、多少信用情報にキズがあってもお金を借りることが出来る」という点においては大きな魅力のある選択肢と言えるでしょう。

ただし、金利が高い傾向にあるため、長期的に見ると利息負担が大きくなってしまう可能性があります。

キャリア決済現金化

キャリア決済現金化は、携帯キャリア各社が用意している「電話料金と合算で支払える後払いの決済枠」を悪用し、換金性のある商品を購入することで現金化する手法です。

例えばauユーザーであれば携帯電話代の支払いと合算できる「auかんたん決済」から「au PAY」へチャージすれば、その金額分だけ現金化が可能になります。

しかし、キャリア決済現金化にはリスクがあり、違法性が高いとする声もあるため、注意が必要です。

そもそも決済した後払い分は翌月に一括請求されることが一般的であり、これが支払えない場合、最悪の場合は回線契約が強制解約になったり、あるいは未払いの料金について裁判を起こされたりすることもあり得ます。

個人間の借金

業者からの借り入れや現金化ができなくなると、最終的には友人知人・家族などから借金をするようになります。

特にギャンブル依存症の方の場合、友人・親族に迷惑をかけまい、なんとか「レースで負けを取り戻そう」と借金を繰り返すうちに、いつの間にか多重債務者になっていることが多いのです。

個人間での借金は取り立てについても法律的な拘束力がないため、取り立てを停止させることは非常に困難です。さらに、個人相手の場合は人間関係も壊れやすく、孤立してしまうことも珍しくありません。

新型闇金(給料ファクタリング・後払い現金化)

近年、社会問題化しているのがこの新型闇金です。

通常のサラ金とは異なり、違法業者が関与しているケースがほとんどであり、実態は闇金まがいのグレーゾーンの商売をしているケースが多いのが特徴となっています。

審査については後述する闇金業者同様にブラック状態でも通過することが多く、ギャンブルで資金繰りに窮した方がこうした業者から借り入れを行い、その暴利の下敷きとなって悪質な取り立てや嫌がらせを受けるといった被害が全国的に多発しています。

クレジットカード現金化

クレジットカードのショッピング枠で購入したものを転売することで現金を得る行為です。

一見すると非常に便利な手段のように思えますが、クレジットカードの規約違反となる場合もあり、クレジットカード会社によって利用停止措置が取られてしまうケースも多いので注意が必要です。
関連記事

昨今、経済状況が悪化した関係で資金繰りにお困りの方が「クレジットカードの現金化」を行うことがあります。 ご自身のご判断で行うケースもあれば、他者からそうするように持ちかけられて行なってしまうというケースもあります。 その他最近増[…]

クレジットカード現金化とは?違法性&使ってはいけない理由を解説します

闇金業者

闇金はその名の通り、法定金利を大幅に超えた金利で貸し付けを行う業者の総称です。

基本的に高金利で、返済を滞らせると自宅や職場に押しかけたり、鬼電(1日数十回~100回以上の電話をかけること)をするなど、暴力的な取り立てを行うことで知られています。

ギャンブルの「沼」にはまり、闇金業者からの違法な督促を受けている方はなかなか公式な統計に出てくることはありませんが、以前より相当数の方がこうした状況に苦しんでいると考えてよいでしょう。

\LINEで気軽に相談可能!/

【結論】ボートレースの借金は整理可能?

【結論】ボートレースの借金は整理可能?

結論として、ボートレース(競艇)の借金は「適切な相談先」さえ見つければ整理可能です。

というのも競艇で作った借金はやはり、通常の借金と比較してやや扱いにくいものでもあります。物理的な金銭面の債務整理と並行して、多くの場合はギャンブル依存状態からの脱却も必要だからです。

また前者については、正規の業者と違法業者、両方から借り入れをしているケースも多いため、専門家の介入のない独力での整理はほぼ不可能というケースも往々にして見られます。

ですが、競艇での借金に関して、債務整理自体は適切な相談先を見つけることで可能です。

そしてもっとも重要なのが、意外なことに「御本人の気持ちの面での整理」です。

やはり多くの方は「競艇→借金=債務整理をしなければならない」ということについて、否定的な考えを持たれます。

他の種類やご事情によって多重債務になられた方も総じて「債務整理=負け」と考えておられる方が多いように思います。

しかし実際にはそうではありません。確率論から言えば、確かに競艇で一発逆転を狙える可能性もゼロではないのでしょう。

しかし競艇の場合は競馬など他の配当が高額になりがちな競技と比べて配当がやや小ぶりということも多いため、ボートレースで作った借金をボートレースで一発逆転で返すためには、相当額を費やさなければならないケースも多いでしょう。

参考までに、ボートレースの公式サイトに掲載されている「高配当ベスト10(歴代)」を確認してみると、歴代の公式レースの中で最も払戻金が多かったのは2022年11月1日に児島競艇場で開催された7Rで、三連単(6-1-5)の払戻金が7618倍=761,840円だった事例(※)です。※2022年11月16日現在の最高配当

これは100円の舟券購入に対して76万円の配当があったことを示すものです。

他方、競馬のレースなどでは1回のレースで3連単が当たった際に数百万円単位での払戻金があるケースもあることを考えると、やはり確率論から見ても、ボートレースで積み上がってきた借金を一発で解消するのはそう簡単なことではないことがわかります。

よって最も借金問題から脱却できる可能性が高い方法を考えるのであれば、ボートレースを続けるのではなく、適切な相談先を見つけボートレースで作った借金を整理していく方向にシフトチェンジをすることが適切といえます。

\LINEで気軽に相談可能!/

ボートレースで借金が増える理由

ボートレースで借金が増える理由

では、なぜボートレースで借金が増えていくのでしょう。その理由を解説していきます。

具体的には以下の4つの要素が、ボートレースでの借金を増やしてしまう要因と言えるでしょう。

  • テレボートなどで舟券購入が簡単だから
  • 毎日21時近くまでレースがあるから
  • 6艇のレースで予想しやすい(と思い込む)ため
  • (他の競技に比べて)勝利体験が多いため

順に解説していきます。

テレボートなどで舟券購入が簡単だから

まず、オンラインから舟券購入が出来るシステムであるテレボートは、スマホさえあれば簡単に舟券を買うことが出来てしまいます。

そのため、ついつい舟券を買いすぎてしまったり、あるいは競艇依存症になってしまう方も少なくありません。

昔から電話投票(電投)などもありましたが、最近は輪をかけていつでも、どこでも舟券購入ができることによって、またライブ動画でレースの様子を見られることも手伝って、ますます競艇にのめりこんでしまう方も多いと考えられます。

実際に競艇で借金を重ねていった方の多くが「最初はちょっとした遊びのつもりだった」と口にします。しかし、ここから徐々にのめりこみ、依存症になってしまう事例も多くなっていることに注意が必要です。

毎日21時近くまでレースがあるから

上記のような要素に加えてボートレースは、朝8時過ぎから行われるモーニングレースや夜21時近くまで行われることもあるナイトレースを含めると、ほぼ一日中どこかのボートレース場でレースが行われていることになります。

オンラインから舟券購入ができるシステムを組み合わせることによって、全国を横断して競艇に参加することができるようになっています。

こうした現在の情勢を鑑みると、朝起きてから21時近くまでボートレースにのめり込み、その後別の公営ギャンブルのナイター競技に流れていくということもできてしまうため、必然的に出費が増え、最終的に借金に繋がっていくケースもあります。

「やめ時がよくわからない」というのはやはり、ボートレースの競技の恐ろしい所の一つでしょう。

6艇のレースで予想しやすい(と思い込む)ため

他の公営ギャンブルに比べてボートレースは6艇が戦うレースとなることから、選択肢が最初から狭く、比較的予想しやすいと表現されることがしばしばあります。

さらにレースの状況によっては1号艇・2号艇・3号艇が上位3艇に入る確率が比較的高いものも多く、こういったことから他の競技に比べて予想しやすいと思い込んでしまう方も多くいらっしゃいます。

しかしレースの結果を分析していけば、決して予想しやすいとは言い難いレース展開も多いため、結果的に勝率を保つのは非常に難しいと言えます。

(他の競技に比べて)勝利体験が多いため

とはいえ他のレースに比べ、出走するレーサーの数が少ないことから三連複やワイドといった方式での購入によって、勝利の体験をできることも多いのがボートレースの固有の事情と言ってよいでしょう。

これにより全く勝てないから撤退するのではなく、たまに勝てるので「続けていけばいつか大勝ちできる」と考えてしまうのも、ボートレースによって借金が増える一つの理由となるでしょう。

\LINEで気軽に相談可能!/

ボートレースで作った借金、正しい「脱却法」は?

ボートレースで作った借金、正しい「脱却法」は?

ボートレースで作った借金について正しく脱却するための方法を、ステップバイステップでご紹介していきます。

1.アプリのアンインストール

競艇アプリをスマートフォンにインストールしている場合は、投票のためのアプリや予想のためのアプリなどを徹底的にアンインストールするようにしましょう。

これが第一歩となります。

特に投票できるアプリについてはアンインストールすると同時に、端末内に記録・保存している認証番号や暗証番号の類も削除しておくことを強くお勧めいたします。

2.テレボートの解約

さらに、テレボートを解約します。

テレボートを「使わないようにする」といった努力目標のような具合ではやはり、不十分と言わざるを得ません。

解約そのものを行ってしまうことによって再びレースに参加するハードルを引き上げる必要があります。

なおアプリのアンインストールだけで留めておくと、再び衝動的に競艇に参加したくなった際の歯止めがきかなくなります。

アプリを再びインストールし、さらに認証番号や暗証番号についてもテレボートの事務局に問い合わせることで簡単に情報がわかってしまうためです。

3.仕事に精を出す

これは行動やタイムスケジュールの観点からの手順となりますが、仕事に精を出したり、他にやることを見つけるなどして「競艇のことを考えなくてもよい時間帯を増やす」ことが大切です。

これは一般的な依存症の脱却の際にもよく取り入れられる手法となります。やはり質実ともにメリットが多いのは、仕事に精を出すことでしょう。

4.借り換え等を検討する

競艇によって借り入れしてしまった借金のうち、借り換えが検討できるものについては積極的に検討や情報収集を行いましょう。

これにより月々複数回やってくる返済日を一度に集約することができたり、利息を引き下げることによって物理的に支払額を引き下げることができる可能性があります。

ただし、借り換えが可能なのはあくまでも正規の貸金業者からのものに限られるケースがほとんどです。

5.【近道】司法書士に債務整理を相談する

近道としては司法書士に、債務整理の相談を行う方法があります。

またこの時、闇金業者や非合法な業者からお金を借りてしまっている場合については同時に司法書士へ闇金対応の相談をすることも可能です。

(※ご存知でない方が非常に多いのですが、一般的な貸金業者における債務整理と、闇金業者からの取り立て・督促停止は全く異なる手続きとなります)

当事務所では闇金問題への対応はもちろんのこと、各種債務整理について、いつでもご相談を受け付けております。

債務整理と一言にいっても様々な方法があるため、司法書士事務所としてご相談をお伺いし、より最適な方法についてご提案することも可能です。

\LINEで気軽に相談可能!/

まとめ

まとめ

ボートレースは上記のようにギャンブル依存症を引き起こしやすいものであり、また、ここから関連して多重債務状態に陥りやすいものでもあります。

「節度を守って楽しく参加しよう」といったスローガンもありますが、やはり現実には多重債務から闇金業者に手を出してしまったり、そうでなくとも正規の貸金業者からの債務で下敷きになってしまうケースが多いものです。

ボートレースで借金を作ってしまい、文字通り首が回らないといった方はまず、生活再建の第一歩として各業者からの取り立てを停止したり、今後に向けて再起を図るための用意を始めるところからスタートいたしましょう。

当事務所は多重債務状態の方に再び笑顔になっていただけるよう、寄り添い、各種サポートを提供いたします。

24時間365日、いつでも繋がる相談窓口をご用意しておりますので「思い立ったが吉日」「鉄は熱いうちに打て」の気持ちで、下記ボタンよりお気軽にご相談ください。

借金返済にお困りなら今すぐご相談ください

【全国対応】 司法書士法人ライタス綜合事務所(旧・伊藤事務所)
1社44,000円 分割払い可 最短当日対応

当事務所は任意整理・個人再生・自己破産に対応しています(司法書士業務の範囲内に限る)。どの手続きが良いか分からない場合、ご依頼者様の状況を見てご提案しますのでご安心ください。

1社44,000円 分割払い可最短当日対応

当事務所は任意整理・個人再生・自己破産に対応しています(司法書士業務の範囲内に限る)。どの手続きが良いか分からない場合、ご依頼者様の状況を見てご提案しますのでご安心ください。

\24時間365日受付/
PHP Code Snippets Powered By : XYZScripts.com

ご相談は電話・メール・LINEで受け付けております。
お気軽にご相談ください。

0120-961-282
※24時間365日お電話がつながります