【実録あり】闇金体験者が語る悲惨な状況…いま被害に遭われている方が取れる行動とは?徹底解説

【実録あり】闇金体験者が語る悲惨な状況…いま被害に遭われている方が取れる行動とは?徹底解説

闇金から借りても、誰も幸せにはなりません。闇金の利息は違法性が高く、取り立ては非常に悪質なものが多いため、経済的にも心理的にも悪影響を及ぼすことになります。

また、闇金の被害はお金を借りた人だけにとどまりません。闇金からお金を借りることは、職場や親兄弟、友人・知人にも取り立てが及んだり、個人情報が流出したりとデメリットが非常に大きいのです。

そんな「闇金」ですが、多くの人が「闇金」という言葉を聞くだけで恐ろしいイメージを抱きます。

実際のところ、闇金ではどのような取り立てを受けたり、被害に遭われるのでしょうか。

本記事では、闇金体験者が語る体験談を紹介し、いま被害に遭われている方が取れる行動を徹底解説していきます。

ぜひ最後までお読みいただき、あなたや周りの人々を闇金被害から守るための力にしてください。

当事務所では24時間365日、闇金被害に悩まれている方からのご相談を受付し、最短即日で闇金業者と交渉することで督促や取り立てをストップさせられます。まずはご相談ください。

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目次

【入り口編】闇金被害者の実際の体験談

【入り口編】闇金被害者の実際の体験談

まずはじめに、闇金に手を出してしまった方々の体験談について、ご紹介します。

闇金は特に近年において、決して世の中のアンダーグラウンドな場所のみに存在するといったものではありません。

闇金への入り口は近年、極めて通常の社会生活を営んでいる方の近くに存在すると言って差し支えはないでしょう。

つまり、それほどまでに闇金が一般の方々を食い物にせんとしている状況ということがわかります。

以下では、当事務所へ情報をご提供いただいた方の体験をもとに、本人や事案が個別に特定できないよう、編集部で脚色や一部編集を加えたものをお届けしていきます。

カードローンの返済ができずに闇金に手を出したケース

まずは一般的な正規貸金業者が提供しているカードローンへの返済ができなくなり、闇金に手を出してしまったケースについてご紹介します。

関東地方にお住まいのAさんは、車の事故やご親族の方の入院などによって急な出費が重なり、従来から契約して枠を持っていたカードローンの返済が滞ってしまいました。

当然、この時にはカードローンの上限いっぱいまで借り入れを行っており、返済に追いつかなくなってしまったという状況です。

このような状況になってしまったAさんは、他のカードローン会社に対して借り入れの申し込みを行いましたが、審査に通過することができず、給料を振込口座に指定されている銀行にも助けを求めました。

しかしこちらも、信用情報の兼ね合いで審査に通過することができません。

2日後に大きな支払いが迫っていたAさんは、やむを得ずSNSで「個人間融資を標榜する人物」に借り入れの申し込みを行ったのです。

この時、どこの業者も相手にしてくれなかったのに、この人物は親身になって話を聞き、「利息は高いが自らの意思で借り入れを行う」ということを証明する書類の交付を交換条件として貸付を行いました。

当初は助かったと感じていたAさんですが、やがて極めて高額な利息の返済ができないようになり、最終的に個人間融資の相手も闇金業者であることが判明し、1日に数十回以上の電話着信や近所への嫌がらせなどによって通常の生活が営めなくなってしまったのです。

急な雇い止めでSNS闇金に手を出したケース

続いて、新型ウイルス感染症の影響によって急な雇い止めを経験されてしまいSNS闇金に手を出してしまった事例をご紹介いたします。

Bさんは新型ウイルス感染症が蔓延し、緊急事態宣言などが発令されるまでの間、何年間も継続してとある飲食店で勤務していました。

しかし、突然、今回のパンデミックによって雇い止めを通告されます。

結果的に収入が激減し、家計状況は急変してしまったのです。

その影響もあり、生活費はもちろんのこと、ライフラインの最たるものである家賃が継続して払えなくなり、ついに管理会社から退去の警告が来てしまうことになります。

この時、Bさんは藁にもすがる思いでSNS上に存在するソフト闇金業者に手を出してしまいます。

闇金業者の危険性は理解していたBさんですが、ソフト闇金なら大丈夫だろうと思い、多少の利息の高さは目をつぶる思いで借り入れを行ったわけです。

しかし、ソフト闇金といえども、返済が遅れた時の対応は闇金業者そのものであり、また取り立てについても暴力的な取り立てに加え「カネが返せないなら銀行口座を売却するように」と、半ば強制的に持ちかけられるという被害にもあいました。

ソフト闇金の手口でよくある事例として、最近では銀行口座を債務者の方から強制的に買い取るもしくは買い上げるというケースがあります。

これは言うまでもなく、ソフト闇金の返済先口座として使う、いわゆる「飛ばし口座」ということですが、中には特殊詐欺などにもこの口座を流用するケースがあります。

実際に口座を売り渡してしまうと口座の名義人が警察から事情聴取を受けるというケースが散見されます。

今回の事例のBさんについても、現在、詳細は掲載を控えますが、警察からの事情聴取を受けている状況におられます。

ギャンブル依存から闇金に手を出したケース

関西地方にお住まいのCさんは、ギャンブル依存からとうとう闇金に手を出してしまったという事例をお持ちです。

Cさんはもともとギャンブル依存症と呼ばれるような状況にあり、生活費がそこをついていてもなお、パチスロや競馬、競艇など各種ギャンブルに足が向いてしまう状況におられました。

この時、あまりにも負けが多くなってしまったことで、友人や知人関係に借金を申し込みますが、この時、1人の友人からとある闇金業者を紹介されます。

もともとご友人がどのような意図で闇金業者を紹介したのかは定かではありませんが、Cさんは文字通り頭を床にこすりつける思いで、闇金業者から3万円の融資を受けたのです。

しかし、利息があまりにも高く、また返済周期も極めて近いことから「雪だるま式」に借り入れが増え、結局1つの闇金業者へ返済するために2つや3つの闇金業者から新規に借り入れを行うといった悪循環に陥ります。

最終的にはご家族にも督促の嫌がらせがあり、一家離散という状況に陥ってしまいました

配信アプリでライバーへ課金するため闇金へ手を出したケース

最近増えてきている事例として、配信アプリに関するものがあります。

東北地方にお住まいのDさんは、とある配信アプリで出会ったライバーに自身の収入水準を大きく超えるような課金を行って日々の生活を送っていました。

元々カードローンの返済などを行いつつ、細々と暮らしていたDさんですが・・・

当該ライバーにイベントや誕生日、その他月初のランク争いなどによって課金を煽られ、自身の月収が20万円程度でもあるにもかかわらず、月に18万円から25万円程度の課金を連続して行う悪循環に陥ってしまいます。

この結果、カードローン等の支払いが行えなくなり、強制解約や裁判沙汰を経験したDさん。それでもなお、ライバーへの課金がやめられず、最終的には最近のオンライン型闇金ではなく、地元の繁華街を根城とする古いタイプの闇金業者から借り入れを行うに至るのです。

それでもなおライバーへの課金を続けることになってしまいます。

現在、Dさんは闇金業者からの督促や嫌がらせを受けているばかりか、電話回線が使用できなくなり、肝心の配信アプリへのアクセスもできない状況におられます。

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【督促被害編】闇金被害者の実際の体験談

【督促被害編】闇金被害者の実際の体験談

督促被害とは、闇金業者が違法な手段で借金の返済を迫る行為のことです。

ここでは、実際の被害者の方々から寄せられた「闇金から受けた督促被害」についての体験談をご紹介します。

どのようなケースがあるのでしょうか。以下では5つのケースについて詳しく解説していきます。

なおこちらは注意喚起の目的から個別の事案が特定できないようにしつつ、具体的に被害が発生した都道府県名についてもお伝えします。

【ケース1】毎日闇金からの督促電話がなり続け、恐怖のあまり無視もできなくなった事例

北海道地方にお住まいのEさんは、とある事情から闇金業者での借り入れを行ってしまったところ、返済ができなくなり、そこから毎日督促の電話がかかってくるようになりました。

最初は「どうせ支払いができないから」と言って無視していたものの、1日100回を超える着信があり、その勢いは尋常でなく、1日中携帯電話の着信が鳴り止まらず、電池もすぐに切れてしまうような非日常と言って過言ではない状況に置かれていました。

恐怖のあまり、これではいけない、対応しなければならないと感じるようになり、ある日Eさんはこの督促電話に応答することになります。

この時、まるで反社会的勢力かのような強い口調で罵倒され、取り立てを受けたEさんはいわゆるトラウマのような状態になってしまうのです。

闇金業者は「連絡がつかないと次にどのようなことをするかわからないぞ」といった脅し文句を使うことでEさんに対して恐怖心を植え付け、Eさんはいつからか「電話に出なければならない」という強迫観念にとらわれるようになってしまいます。

【ケース2】闇金から親の職場にまで嫌がらせの電話をされてしまった事例

広島県にお住まいのFさんは20代の女性で、夜の飲食店街での「遊び」がたたって闇金業者からお金を借りることになってしまいます。

この時、返済が遅れることを予感していたFさんは、ご自身の連絡先だけを闇金業者に渡し、緊急連絡先などは勤務先を指定することで、ご実家には連絡が行かないように細工をされていました。

しかし、返済が遅れてからすぐにご実家へ、どこから番号を調査したのか督促の電話が入るようになります。

結果、すぐに親バレをしてしまったのです。

その後も返済ができずにいると、今度はご両親がお勤めの会社にまで闇金業者から督促や嫌がらせの電話がかかってくるようになってしまいます。

最終的にはご家族の関係性に亀裂が入ることになり、Fさんは家族と現在、絶縁状態に陥ってしまっておられるのです。

【ケース3】思い詰めて夜逃げしたが闇金に捕まってしまった事例

京都府にお住まいのGさんはもともと自営業者を長く続けておられ、資金繰りの中で悪質なファクタリング偽装型の闇金業者や新型ヤミ金とよばれる業者を多数利用されていました。

日々状況が好転することもなく、闇金業者から毎日熾烈な取り立てを受けていたGさんですが、最終的に取り立てに耐えることができなくなり夜逃げを決断されます。

しかしその決行後、どこから調べたのか夜逃げ先を闇金業者に特定され、その後も蛇蝎のごとく嫌がらせや取り立てが続くことになってしまいます。

Gさんは警察にも相談しましたが、警察も民事不介入の原則から踏み込んだ対応ができず、現在も大変な環境下におられます。

【ケース4】SNS上で個人情報を晒された事例

最後にご紹介するのは東京都にお住まいのHさんの事例です。Hさんはソーシャルゲームの課金でお金がうまく回らなくなり、SNS闇金から借り入れを行ったわけですが・・・

SNS上の闇金業者がそこまで悪質であるとか嫌がらせをしてくることはないだろうと判断し、借り入れたお金を返済せずに放置していました。

SNSアカウントに督促のメッセージが飛んできたら即座にブロックするなどの対応をしていったHさんですが、ある日、Hさんの免許証画像やご自身のIDセルフィーの画像がこともあろうに「寸借詐欺師」としてSNSと関連する掲示板上に晒されてしまいました

この時、住所や生年月日の他、電話番号や各種SNSアカウントの情報も全て公開されてしまい、リアルの知り合いや友人からも距離を置かれるなど、精神的な苦痛を味わうことになってしまうのです。

こうしたケースは近年非常に増えているため、特にご注意いただきたい事例と言って良いでしょう。

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闇金被害の現状と問題点

闇金被害の現状と問題点

闇金被害とは、違法な金利で融資を受けた結果、様々な形で苦しめられることです。

闇金業者は巧みな手口で被害者を狙ってくるため、非常に厄介な存在となっています。

ここでは、闇金業者の手口や被害の実態、闇金被害に遭った際の心理的影響、そして闇金について警察が介入してくれない理由について詳しく解説していきます。

闇金業者の手口と被害の実態

闇金業者は、さまざまな手口で被害者を狙ってくるものです。

例えば、インターネットやSNSを通じて個人情報を収集し、突然電話やメールで連絡してくることがあります。

また、違法な高金利での融資を行い、被害者に多額の利息を請求するのが一般的です。

さらに、借金の返済が滞ると、取り立てや嫌がらせがエスカレートし、職場や家族にまで迷惑がかかってしまうことがあります。

こうした被害は非常に深刻で、利用者の人生にも大きな影響を与えることとなるでしょう。

闇金被害を体験してしまった際の心理的影響

闇金被害に遭った人は、経済的な苦しみだけでなく、心理的な苦しみも経験するものです。追い詰められることによって自分の価値を見失い、自己嫌悪に陥ることもあります。

また、人間関係にも影響が出てしまうケースもあり、自分が孤立しているように感じるなどのストレスの増加も避けられません。

このような心理的苦しみは、周囲に相談できずにひとりで抱えてしまう方も多く見られます。解決の糸口が見つからないまま長期化してしまうケースが、社会的にも重大な問題となっているのです。

【コラム】闇金被害に遭うと家族はどうなる?

闇金被害は、家族にも大きな影響を与えます。

闇金業者は、往々にして家族や親類にまで取り立てや嫌がらせを行ってきます。家庭内の関係が悪化した結果、家族と絶縁状態になってしまうケースも少なくありません。

闇金被害に遭うと、経済的のみならず心理的な苦しみも抱えることになります。本当であれば、このとき支えてくれる家族の存在は自分のよりどころとして重要になってくるはずです。

しかし、闇金からの嫌がらせなどで家庭内の関係が悪化すると、大切なよりどころを失ってしまいます。これはまさに、悪循環としか言いようがないでしょう。

さらに、闇金被害が原因で離婚に至るケースも少なくありません。

このような家族への影響を最小限に抑えるためには、なによりも早期の対処が重要です。

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闇金の取り立ては家族にも_悪質な嫌がらせを止める方法

闇金について警察が介入してくれない理由

一般的に、闇金被害は警察が介入するべき犯罪ですが、実際にはなかなか介入してくれません。

その理由は、闇金業者が巧妙な手口で証拠を隠滅しており、立件が難しいためです。また、闇金の被害者は恐怖心から証言を拒むことがあり、捜査が進まないこともあります。

このため、闇金被害に対処するには、専門家への相談や自身での情報収集が重要になってきます。


以上のように、闇金被害によって抱えうる問題はさまざまです。その解決には、法律や手続きに精通した専門家の力が必要と言えるでしょう。

続いては、闇金にも種類があることやそれぞれの特徴、闇金被害に遭わないためのポイントまで順に解説していきます。

闇金被害を未然に防ぐため、どうぞお付き合いください。

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家族が闇金被害を体験してしまうケースは?

家族が闇金被害を体験してしまうケースは?

闇金による被害は、借り手だけでなくその家族にも影響を与えることがあります。

闇金業者は、場合によっては家族に対しても執拗な取り立てを行ったり、プライバシーを侵害するような嫌がらせを行ったりと、とても危険な存在なのです。

ここでは、闇金業者によって家族が被害に遭うケースについて詳しく解説していきます。

家族への取り立ても闇金の場合考えられる

闇金業者による取り立ては非常に執拗です。借り手だけでなく家族に対しても取り立てを行うことがあります。

また、自宅への電話や訪問による取り立てのほか、家族が勤める職場まで取り立ての電話をかけてくるケースも存在します。家族に対して恐怖心を植え付けて借り手から返済を迫ろうとする、これが闇金のやり方です。

もちろん、正規の貸金業者であれば、このような行為は行いません。借り手や保証人以外の家族や職場への取り立ては、貸金業法によって規制されているからです。

闇金業者は金融庁への貸金業登録制度に基づいた登録をせずに営業しているため、規制などお構いなしで苛烈な取り立てをしてきます。

家族のみならず実家・義実家・義兄弟も被害に遭う可能性が高い

闇金被害は、家族だけでなく借り手の実家や義実家、さらには義兄弟などの身内にまで影響が及びます。

闇金業者は、借り手に関係のある先に広く被害を与えることで、より返済へのプレッシャーを与えようとしているというわけです。

闇金業者は、恐怖心を煽って返済を迫ることを目的としており、借り手だけでなく身内にも嫌がらせを行ったり、プライバシーを侵害する行為を行います

【悪質】お子さまの通学先などを調べて脅しに使うケースも

闇金業者の中には、借り手の子どもが通う学校を調べて脅しに使うという、何とも極悪非道な者もいます。

子どもが通う学校に訪れて取り立てを行ったり、子どもに脅迫的な言動を行ったりすることで、親に恐怖心を煽ることが目的です。

さらには、子どもを中心とした人間関係(学校の親同士のつながりや先生とのつながり)から孤立させるように動き、心理的プレッシャーをかけてきます。

このような悪質な闇金業者から逃れるためにも、家族が被害に遭わない対策を講じる必要があるのです。

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家族が闇金被害に巻き込まれる原因とは

家族が闇金被害に巻き込まれる原因とは

闇金被害は、借り手だけでなくその家族にも多大な影響を与えます。

ここでは、家族が闇金被害に巻き込まれる流れやその原因について、借り手と家族の住まい方の違いなどのケース別に、詳しく見ていきましょう。

同居の家族が闇金を使ってしまったケース

借り手が家族と同居している場合、闇金を利用してしまった家族の借金が他の家族に影響を及ぼすことがあります。

たとえば、闇金業者が同居している家族全員に取り立てを行ってきたり、家族の個人情報を使い、同居している家族全員に嫌がらせをしてきたりする業者も存在するわけです。

借り手と同居していれば住んでいる場所がすぐにつかめるため、闇金にとっては嫌がらせをしやすい状況とも言えるでしょう。

このような状況に陥った場合、家族が闇金への適切な対処法を知らなければ、さらなる被害につながることがあるのです。

家族が完璧に闇金に対処することはやはり難しいため、多くのケースで被害が大きくなってしまいます。

別居の家族が闇金を使ってしまったケース

別居している家族であっても、闇金被害から逃れることは難しいと言わざるを得ません。

なぜなら、闇金業者は情報収集が得意であり、別のところに住んでいる借り手の家族や親族にまで手を伸ばすことができるからです。

例えば、同居していない家族が闇金に借金をしてしまった場合、闇金業者は別のところに住んでいる借り手の家族の連絡先や住所を突き止め、取り立てや嫌がらせを行います。

結果、別居の家族にまで被害が広がってしまうのです。

あまりこういう被害への対処に長けていない家族(ご高齢の親御さんなど)の場合、適切な対処ができず、借り手の見えないところで被害が深刻化してしまうケースもよく見られます。

元々多重債務者の親類が緊急連絡先としてご自身(あなた)を指定したケース

多重債務者の親類が、緊急連絡先としてあなたを指定しているケースもあるでしょう。闇金業者に借金をしてしまうと、本人だけでなく緊急連絡先に向けて連絡が来ることもあります。

闇金業者は、緊急連絡先の情報を元に、その人物に対して取り立てや嫌がらせを行います。

つまり、あなたが直接闇金に関わっていなくても、親類の借金のせいで闇金被害に遭う可能性があるのです。

ここまでに述べてきたいずれのケースでも、闇金被害に巻き込まれた家族が適切な対応を取らなければ、被害の拡大は免れられないでしょう。

闇金被害に対処するためには、専門家の助けを借りることが重要です。闇金被害の解決実績がある司法書士や弁護士などの専門家であれば、被害を最小限に抑えることができます。

家族が闇金被害に遭ってしまった場合には、早急に専門家に相談しましょう

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闇金による個人情報の流出を体験してしまう方が増えています

闇金による個人情報の流出を体験してしまう方が増えています

最近、闇金に関わってしまったことで、自分の個人情報が流出する事例が増えています

闇金は、利益を得るためには手段を選ばず、被害者の弱みに付け込むことも得意です。

続いては、闇金による個人情報流出のパターンと具体例を見ていきましょう。

パターン1:免許証画像の流出

闇金では、本人確認のために免許証などの身分証明書の画像を要求してくるところも少なくありません。

これらの情報が流出すると、悪質な他の業者にも情報が売り渡されてしまう可能性があります。

結果、一度でも闇金に関わってしまうと、他の闇金業者からも執拗な督促や嫌がらせを受けることになりかねないのです。

パターン2:担保として差し入れた恥ずかしい画像や動画の拡散

これまでに取り上げたケースでは、担保として恥ずかしい画像や動画を提出することを求められる事例もあります。

「返済が滞ったら流出する」と脅迫されれば、闇金業者に従わざるを得なくなってしまうでしょう。

これらの画像や動画が流出すると、プライバシーが侵害されるだけでなく、家族や友人にも迷惑がかかってしまうことは想像に難くありません。

パターン3:「寸借詐欺師」などとして掲示板で晒されるパターン

闇金の被害者が返済に苦しむ中で、本人や家族の個人情報を「寸借詐欺師」としてネット上の掲示板などで晒す闇金業者も存在するのです。

これはもちろん名誉毀損やプライバシー侵害にあたります。このような悪評によって精神的に追い詰められてしまう方も少なくありません。


繰り返しになりますが、一度闇金に関わると個人情報が流出するリスクが高まってしまうことはぜひ覚えておいてください。

個人情報の流出は、家族や友人など周囲の人々にも大きな被害を及ぼす可能性がありますので、絶対に闇金には手を出さないようにしましょう。

もしも何らかの理由で闇金に関わってしまった場合には、速やかに専門家(司法書士や弁護士など)に相談して解決の手助けを受けましょう

闇金被害に関する法的な知識や実績がある専門家は、闇金の手口を見抜き、スピーディーかつ適切に対処する力があります。

闇金被害から抜け出すカギは、1人で悩まずに早めに相談することです。

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闇金被害の法的な取り扱いはどうなる?

闇金被害の法的な取り扱いはどうなる?

闇金の被害者は、経済的負担や人間関係のトラブル、そして心の傷を抱えて苦しむことになります。

では、闇金被害に遭ってしまった場合、法的にどのような手続きがあり、どのような解決策があるのでしょうか?

ここでは、闇金被害の法的な取り扱いについて詳しく見ていきましょう。

闇金業者に対する法的措置は取れる?

闇金業者は違法な金利で貸付けを行い、時には暴力や嫌がらせを行ってきます。

その内容を鑑みると、刑法や出資法などの法律違反として警察が捜査を行って摘発することも可能とは言えるのです。

しかし、警察の捜査力だけでは、世にはびこる闇金業者を一掃することは難しいのが現実です。

よって、被害者自身が情報収集を進め、専門家に相談するなどの適切な対応を取ることが解決への近道と言えるでしょう。

闇金=不法原因給付ってホント?

そもそも、社会通念上のいわゆる闇金業者は貸金業登録を行わず、無許可で営業をしている不法業者であり、こうした業者からの貸し付けや借り入れの類は全て「不法原因給付」という無効な契約の一種として見なされるのが現状、日本の法律で定められています。

よって、不法原因給付を根拠として借り入れた元本についても、本来は民法上の段取りでいけば返済の必要はありません

しかし、闇金業者としては、そのようなことを先刻承知の上で営業しているわけですから、様々な理論武装を用いて、こうした不法原因給付を根拠として返済を行わないといった債務者の行動は一切受け付けないのが一般的です。

噛み砕いて説明すると、闇金が提供する融資は、法定金利を超える利息を設定しているため、また貸金業法の関係から民法上「不法原因給付」とされます。

ただし、闇金もそれは承知の上で貸し付けているので、法律など度外視で回収業務に全力を出してくるのです。

上記の様なこともあり、手段を選ばない業者にひとりで対応するのは、非常に危険です。司法書士や弁護士などの専門家の支援を受けるのが最善でしょう。

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闇金被害の法的な解決事例はある?

闇金被害に対する法的な解決策として、弁護士や司法書士が闇金業者と交渉して違法な利息分の返済を免除させる方法があります。

これは正確に言うと、元本のみを返済することで縁を切るという方法のいわゆる「元本和解」というものです。こちらについては、闇金業者と早く縁を切りたいという方には事実上、一つの解決策となり得るものです。

また、闇金業者が違法な取り立てや嫌がらせを行った場合には、民事上の損害賠償請求や刑事上の告訴・告発など、様々な方法で闇金業者に対する権利行使が仕組み上は可能でもあります。

ただし、闇金業者に対する訴訟や交渉については無理に自分で対応しようとせず、専門家から適切なアドバイスを受けることが大切です。

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闇金体験をしないためのポイント

闇金体験をしないためのポイント

闇金に手を出して被害に遭わないためには、闇金業者かどうか見抜くポイントを知ることが重要です。経済的に困っている状況にある方は、闇金ではなく合法的な融資制度の利用を検討しましょう。

続いては、闇金業者を見抜くポイントや合法的な融資制度について解説していきます。

闇金業者を見抜くポイント

以下のポイントに当てはまる場合には、闇金業者である可能性が非常に高いと考えて頂いて良いでしょう。

  • 違法な利息設定になっている
  • 審査が甘い、もしくは審査がない
  • 契約内容や返済方法が明確でない

「こんな条件だったら、すぐ闇金だと気づくはずだ」と思うでしょうか。しかし、判断力が落ちてしまうとこのような点にも気づきにくくなり、結果として被害に遭ってしまうのです。

なお、法で定められた上限金利は、年15~20%です。つまり、これよりも高い利息を要求してくる業者は違法ということになります。

通常、法的な金融機関では借入れについて厳しい審査が行われます。闇金業者である場合、審査が甘かったり、そもそも審査自体が全く行われていないケースも多いでしょう。

金銭的に困っていると、簡単に審査通過できる業者の方が都合よく感じるかもしれません。しかしこれも闇金の手口ですから、安易な判断は避けましょう。

また、闇金業者は契約内容や返済方法について曖昧な説明をすることがあります。契約したとたん厳しい返済条件を提示してくる可能性もあるでしょう。相手を不安にさせて弱みに付け込むのです。

信頼できる情報元や口コミを参考に、闇金業者を見極めましょう。

合法的な融資制度の利用も検討しよう

闇金業者に手を出さずに済む方法として、合法的な融資制度を紹介します。

例えば、厚生労働省管轄の生活福祉資金貸付制度による総合支援資金のような行政融資であれば無利子もしくは低利子で借り入れが可能です。また、生活保護を受給することも選択肢に入ってきます。

これらの制度であれば、返済能力に応じた金利や返済方法が設定されているため、安心して利用できるでしょう。

また、ご自分が受けられるサービスが分からない方は、専門家に相談して解決の糸口を探るのも方法のひとつです。

闇金被害を未然に防ぐ情報収集

闇金被害に遭わないためには、適切な情報収集が重要です。

信頼できる情報源から情報を集めること、正しい情報を周囲の人々と共有することで、ご自分や周りの人々を守りましょう。

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闇金被害に遭われている方へ

闇金被害に遭われている方へ

闇金被害に苦しんでいる方に向けて、今すぐにでも取れる対策や解決方法をまとめました。

まずは、状況を悪化させないことが重要です。闇金被害に気づいたら、できるだけ早めに専門家に相談しましょう。

自助努力での解決は不可能です

闇金被害から抜け出すためには、専門家の力を借りることが重要です。闇金業者は法外な利息を請求し、激しい取り立てや嫌がらせをしてきます。

ご自分の力だけで対処しようとすると、かえって状況が悪化することもあるでしょう。

自分ひとりで悩まずに、まずは専門家に相談することをおすすめします。

司法書士がお力になれます

闇金被害に対処するためには、司法書士などの専門家の力を借りることが有効です。

司法書士は、法的な知識や経験をもとに、闇金業者との交渉や金利の見直し、違法取引の証拠の収集などのサポートを行います。

法的な観点からのアドバイスがあると、ご自分の状況や持っている権利について把握しやすくなるでしょう。

歴30年以上のベテラン司法書士へまずはご相談下さい

闇金被害に対処するためには、豊富な経験を持つ司法書士に相談することがおすすめです。

歴30年以上のベテラン司法書士は、数々の闇金被害の解決に携わっています。知識と経験を活かして、最適な解決方法を提案してくれる、心強い味方となるでしょう。

信頼できる司法書士に相談すれば、自分の状況や、今後どのように対処すべきかが明確になるでしょう。

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まとめ

まとめ

今回の記事では、闇金体験者が語る悲惨な状況を紹介するとともに、被害を未然に防ぐためのポイントや闇金被害への適切な対処法についても解説してきました。

闇金被害に遭われた場合には、ひとりで抱え込まずに法律の専門家に相談することが大事です。現在、闇金トラブルで悩んでいる方は、まずは司法書士に相談することをおすすめします。

当事務所は、借金整理はもちろん、闇金・違法金融対応にも強いのが特徴です。

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