闇金の取り立ては本人だけではなく家族にも及びます。闇金を利用する際に家族や親族の連絡先も抑えられることが多く、それを利用して家族に対しても取り立てが行われるのです。
被害を受ける可能性がある家族や親族は多岐に渡ります。債務者が連絡先を伝えていない親族であっても被害を受ける可能性があります。
闇金からの悪質な嫌がらせを止める方法はあるのでしょうか。この記事では嫌がらせをされる可能性のある家族や親族、嫌がらせの手口、闇金の嫌がらせを止める手段についても解説していきます。
【解説】闇金の取り立ては家族に及ぶケースあり
ヤミ金からの取り立てや嫌がらせは最初は債務者本人のみに行われます。しかし度重なる嫌がらせでも返済が行われない場合、 家族に対しても取り立てや嫌がらせが行われます。
取り立てや嫌がらせが家族に及んでしまった場合、家族にも迷惑がかかってしまいます。そのため一刻も早い対処が必要となるのです。
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闇金が嫌がらせをする可能性のある家族・親族は？
闇金が嫌がらせを行う可能性がある家族や親族は多岐に及びます。自分に関係のある人たちに嫌がらせの矛先が向かうと考えて間違いないでしょう。
この項目では闇金が嫌がらせをする可能性のある家族や親族について解説していきます。
実家・親
闇金からお金を借りる際、実家の電話番号などの連絡先、親の連絡先はよく聞かれる項目です。
債務者本人が実家に住んでいる、いないに関わらず督促や嫌がらせがいきます。実家の親はお金を持っている可能性が高いことは闇金も知っています。
そのため嫌がらせを行い、債務者への催促や肩代わりしてもらえるように要求してくるのです。
兄弟・姉妹
同居かどうかにかかわらず兄弟・姉妹に連絡がいく可能性も少なくありません。
兄弟・姉妹であれば返済能力がある可能性があるため、代わりに返済するよう要求される場合もあります。
返済の肩代わりだけでなく、他の親族の連絡先を聞き出そうとしてくるケースも散見されます。
義実家
債務者が結婚している場合、義理の実家に連絡がいく可能性もあります。債務者が男性の場合は妻の実家、女性の場合は夫の実家です。
債務者が連絡先を教えていない場合でも、闇金が住所や連絡先を割り出して連絡を入れ、嫌がらせを行ってきます。
ここまで闇金の手が及んでしまうとかなり厄介と言えるでしょう。
義理のきょうだい
義理の実家だけでなく、独立している義理のきょうだいに対して嫌がらせや取り立てが行われる可能性もあります。
このような連絡が義理のきょうだいに行った場合、配偶者に連絡がいくことは避けられないでしょう。
その結果、配偶者に借金の存在がバレてしまうだけでなく、婚姻の継続も難しくなってしまう可能性が高くなってしまいます。
配偶者
債務者の配偶者の元に連絡がいき、嫌がらせを受けるケースもよくあります。
借金のことを伝えていなかった場合、最悪の形でバレてしまうことになります。
支えてくれる人もいますが、離婚に発展してしまうケースも考えられます。
子供
自分の子供に対して、連絡や嫌がらせが行われるケースも考えなくてはなりません。
子供が成人している場合は借金の肩代わりの連絡がいきます。
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【対処法】悪質な家族への嫌がらせを止める方法は？
悪質な家族への嫌がらせは一刻も早く止める必要があります。正直、個人の対処では難しいため専門家を入れるべきです。
まず、自分達でできることで一時凌ぎを行いつつ、並行して専門家へ対処を依頼しましょう。とにかく、少しでも早く動くことが大切です。
家族側で出来る対策
まず、嫌がらせを受けた家族ができる対策をご紹介します。一時凌ぎにはなりますが、こちらで紹介する対策を行ってもらい、嫌がらせから逃れてもらいましょう。
その間に、借りた本人が嫌がらせを根本的に止める対策を行えば良いのです。
携帯番号を変えてもらう
闇金からの嫌がらせは、電話を通じて行われるものがメインです。そのため、携帯番号を変えてもらうのが有効な対策になります。
着信拒否では新しい番号から連絡が入るため対策になりません。
引っ越してもらう
闇金が家に押しかけられていたり、近所で噂を流す等の嫌がらせを行われている場合は引っ越ししてもらう必要が出てくるでしょう。
仕事や予算の関係で難しい場合は一時的な避難も有効です。
一時的に避難してもらう
一時的にホテルなどに避難してもらうのも一つの手段です。対処が完了したら家に戻れるため、気軽に使える方法ではあります。
しかし、近くに避難した場合、居場所がバレる可能性も高いので早めに根本的な対処を完了させることが必要です。
借りた本人が出来る対策
ここからは、借りた本人ができる対策をご紹介します。
警察への相談も可能です。しかし、即日での解決は見込めないことは覚えておきましょう。
借りた本人は一刻も早く司法書士や弁護士へ相談することが大切です。司法書士や弁護士に相談することで、最短即日で取り立ての停止が可能となります。
警察へ相談する
もし、暴力や家への押しかけなど、刑事事件に発展するような嫌がらせを受けた場合は警察へ相談し被害届を出しましょう。
また、警察に相談する際は、できるかぎり暴力や脅迫などを受けたという証拠が必要です。しっかり情報をまとめた上で相談に行くようにしましょう。
司法書士・弁護士へ相談する
闇金の嫌がらせへの対処法で一番のおすすめは、司法書士・弁護士への相談です。
司法書士・弁護士は誰でも良いわけではなく、闇金に強い弁護士に弁護士に依頼することが大切です。
闇金に強い弁護士の選び方は以下のポイントを確認しましょう。
- 闇金専門である
- 闇金対策の実績がある
- 相談を無料で受け付けてくれる
- 24時間対応をしてくれる
闇金対策を得意分野としている司法書士や弁護士に相談・依頼すると、早ければその日のうちに嫌がらせが止まります。ただし、闇金に強くはない先生方へ対処を依頼してしまうと、嫌がらせが止まらないケースもあります。
闇金対応をしてくれる先生方は無料相談窓口を開設している場合も多いため、まずは相談してみることが大切です。
また、司法書士・弁護士の費用も確認が必要です。
※この相場から安い、または高すぎる場合は注意が必要です。
料金の支払いに不安がある場合も、闇金対応に特化している事務所であれば分割払いや後払いに応じてくれる可能性があります。
なお、闇金側から弁護士や便利屋、整理屋などを紹介されるケースもありますが、このような人たちには依頼しないようにしましょう。闇金から紹介された人物は闇金業者側に有利な提案や交渉をする可能性があります。
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まとめ
闇金の取り立ては本人だけでなく、家族や親族にも及んでしまいます。
そのような事態にならないよう、なるべく早く司法書士・弁護士に依頼し嫌がらせをストップさせましょう。
当事務所でも闇金の相談を24時間受付ています。お困りの際はぜひご相談ください。詳細は下記のボタンからご確認いただけます。
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