いま、「闇金川中」という危険な違法金融が話題になっています。
多くの人がこの闇金業者から借り入れをしてしまい、そして大変深刻な被害を受けられている現状があるのです。
結論から言えばこの業者は闇金業者の中でも特に集客の中核を担う存在と考えられ、大前提として取引すべき相手ではありません。
しかし、この闇金川中から借りたいと思う方や、すでに借りてしまっている方も一定数いらっしゃると考えられるのが現状です。
この記事では、闇金川中の概要や督促を停止させる方法を徹底解説します。これを読めば、闇金川中からの脅しや脅迫から身を守ることができるはずです。お悩みを一緒に解決していきましょう。
また、もし身近な方に闇金川中から借り入れをしてしまっており、すでに取り立て被害に合われている方がいらっしゃれば、すぐにでも当記事をご共有ください。
闇金川中の概要
闇金川中とは昨今、SNSを中心に違法に集客を行い、さらに違法な金利や取り立ての方法によって債務者を苦しめる存在のひとつです。
闇金川中はSNS闇金の中でも特に「有名株」の一つであり、多くの方が同業者を必要に迫られて利用してしまっているという現状があります。
また、こうした方々は正規の貸金業者が適用するような利息ではなく、極めて高額な利息を払い続けていることから、経済的に困窮され続けている状況ということも容易に想像がつくものです。
【前提】闇金川中は複数の存在が確認されています
闇金川中は、実は複数存在していることが確認されています。
これは、最近の違法金融業者が他の闇金業者の名前を騙って被害者を狙うためです。実際にニセモノの闇金川中も一定数確認されております。
※この記事では2023年6月時点で「モ!川中」または「お金貸す~モ!川中」を名乗る業者を「闇金川中」と定義していますのでご了承下さい。
ただし、上述のとおりあえて便宜上言うのであれば「本流」の川中ではなくニセの闇金川中も存在することから、こうした被害に遭われている方は一度当事務所までご相談をいただくことをお勧めしております。
闇金川中の所在地・事務所情報
闇金川中の所在地や事務所情報は、ほぼすべての項目について不明です。
これは、闇金川中が摘発を恐れて足がつかないように営業していることを示唆しています。
無論、貸金業登録も無いため、闇金川中と取引を行うことは大変危険です。
従来は闇金業者といえども、アジトのようなものを持って営業しているのが一般的なスタイルでした。
しかし最近は新型ウイルス感染症などもあり、その他当局の摘発逃れといった部分もあり、店舗を持たずに完全にオンライン上で暗躍する闇金業者が増えてきています。
ソフト闇金もこの傾向が非常に顕著であり、闇金川中についてもSNSのアカウント情報くらいしか目ぼしい特定情報がない状況です。
とはいえ、闇金川中については、顧客が電話をかけた際に電話の後ろで同じように対応している人物の声が聞こえたというネット上のコメントも一定数散見されることから、ある程度「徒党」を組んで1つの場所で営業している可能性自体はあります。
ただし、それが正式なアジトとして機能しているものかどうかは不明です。
集客経路
闇金川中の集客経路は、主にTwitterやLINEがあげられます。
厳密に言えば、LINEに誘導するための集客装置として、Twitterが使用されています。
実際の審査や事務手続きについては、LINEが使われていると言っても差し支えありません。
しかし、ニセモノの川中なども存在するため、集客経路は非常に複雑です。
そもそも闇金業者は違法業者であるため、本物の川中や偽物の川中などを論じることは気が引けるものです。
しかし、利用者が多いという事実から考えると、川中に関しては本物やニセモノを問わず、様々な集客経路が存在すると思っていただいて、差し支えありません。
以上で、闇金川中の概要について解説しました。
闇金川中は危険な違法金融業者であることが分かりましたが、どのような利息を徴収しているのでしょうか。
次の章では、闇金川中の利息情報について詳しく見ていきましょう。
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闇金川中の利息情報
利息に関する情報は、闇金業者としての川中の危険性を理解する上で非常に重要です。
ここでは、闇金川中が適用する先引きという特殊な利息形態や、その実質年率について詳しく解説していきます。
【危険】川中は正規業者にはない「先引き」を利用しています
通常の金融機関では見られない、「先引き」という形態で利息を徴収することが闇金川中の特徴です。
意外と知られていないことでもありますが、これによって実際に手元に入る金額が少なくなるため、借り手はより多くの金額を返済しなければならなくなるでしょう。
先引き2割
闇金川中による先引きの例として、まず多くの事例で「7日周期」が好例となるでしょう。この場合、先引き2割を適用することが多いです。
つまり、融資額の2割を差し引かれ、その後も7日ごとに利息が発生します。
厳密に言えば、初回の手数料なども存在しますが、一旦それを考慮せずに計算してみましょう。
仮に2万円を7日周期で借り入れた場合、まず先に4,000円が差し引かれることになります。結果的に手に入るのは1万6,000円となるわけです。
そして1週間後には元金と利息を合わせた金額を返済する必要があります。
先引き3割
先引き3割を適用するケースもあり、これは10日周期の事例が多いです。
上記と同様の段取りで3割の初回利息・手数料が差し引かれた上で融資が行われ、10日ごとに利息が発生することになります。
実質年率にすると総じて1000%超えの危険な暴利
通常の金融機関で適用される金利は年率換算で15%~18%程度ですが、闇金川中の先引きによる利息は、実質年率で1000%を超える暴利となっています。
18%と1000%ではもはや比較対象ですらないわけですが、闇金川中はこうした極めて悪質な利息を徴収することで利益を上げています。
これは摘発のリスクがあることを念頭に置いた利息設定であると考えても差し支えはないでしょう。
つまり、いつ捕まるかわからないから、ひとまずハイリスクハイリターンで高い利息を設定しておこうというものと考えられます。
次の章では、闇金川中を利用した事による被害想定について解説していきますので、引き続き参考にしてください。
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闇金川中を使用した事による被害想定は?
闇金川中との関わりがある場合、どのような被害が考えられるのでしょうか。
この章では、闇金川中を使用した事による被害について詳しく説明していきます。まずは、以下の4つの被害想定を見ていきましょう。
1.本人あての暴力的・威迫的な恫喝行為による取り立て
闇金川中は、お金を返済してもらうために恫喝行為や暴力を使うことも想定されます。怒鳴る・脅迫メセージを送りつける、なども含むとお考え下さい。
具体的には、1日数十回程度のLINEや電話の着信は当たり前のことであり、脅迫めいたメッセージを送ってきたり、あるいは返済しないと後述するような「様々な嫌がらせ」を行うという害悪の告知のようなものを送ってきます。
何度も連続してこうした取り立てが波状攻撃のように行われ、ご自身のなかで状況が整理不能になってくると、やはり、徐々にパニックとなってしまうものです。
なんとかしてお金を返済しなければと非合法な行為に走ったり、無理な金策を行ってしまう可能性があり、大変危険です。
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2.闇金川中から職場へ嫌がらせ電話があり勤務先に居づらくなる・クビになる
闇金川中は、返済を迫るために利用者の職場に連絡を取ることがあります。
これによって、勤務先での立場が悪くなったり、最悪の場合クビになることも考えられます。また、単に勤務先に居づらくなったり、人間関係が悪化することもあるでしょう。
特にこうしたことに無理解な会社の場合であればすぐに解雇されてしまいます。
お勤め先自体が上場準備中のベンチャー企業などの場合であれば、内部でこうした問題が起こっているとリスクがあると判断され、会社の組織防衛のために解雇されたり、退職を余儀なくされるようなケースがどうしても存在します。
闇金からの嫌がらせや取り立ては、本人や家族宛のみではなく、職場に対しても及びます。職場に対して嫌がらせをされてしまったら、なるべく早い対処が必要です。 職場へ嫌がらせが及んでしまうと、最悪の場合、退職に追い込まれる可能性が高いためです[…]
3.闇金川中への返済のため、他の闇金から借りざるを得なくなる
一度闇金川中から借金をしてしまうと、返済ができずにさらに他の闇金から借金をすることになります。
これにより、借金の負担がさらに増えるばかりか、他の闇金業者からも被害を受けることになるでしょう。
4.通常の生活が送れなくなる
闇金川中との関わりが深まることで、通常の生活が送れなくなることもリスクです。
- 返済のために働きすぎて体調を崩す
- 家族や友人との関係が悪化する
- 金銭的な余裕がなくなってしまう
など、様々な形で影響を受けることがあります。
こんなものはいわゆる序の口であり、さらにひどい状態になると通常通り朝起きて食事をとり、仕事に出かけ、夜は帰ってきてお風呂に入って、そしてお休みになる。
こういった「どこにでもある普通の日常」を送ることさえ難しくなってしまいます。
闇金川中の場合は結果的に生活を破壊することで返済させようとする傾向にあるため、特にこうしたことが起こりやすい相手と言わざるを得ません。
これらの被害を防ぐためには、闇金川中との関わりを早い段階で断ち切ることが大切です。
信頼できる司法書士や弁護士に相談し、適切な対処法を見つけましょう。
また、将来的には闇金に頼らず生活できるように、債務整理などの手段を活用することもお考えください。
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闇金川中から借りてしまった場合の対処法
闇金川中という危険な違法金融からお金を借りてしまった場合、どのような対処法があるのでしょうか。
この章では、闇金川中から借りてしまった場合の対処法について詳しく解説します。
具体的には、相手の連絡先情報や借入額・返済額をまとめるステップから、司法書士事務所への相談や、今後の生活を見据えた行動が必要なことまでご紹介します。
【前提】基本的に元金和解が多い傾向
闇金から借りたお金を返済する際、元金和解という方法が一般的です。
元金和解とは、闇金から借りた元金だけ返済して縁を切る方法のことを指します。
本来は闇金=不法原因給付のため元金すら返済の必要はありませんが、実際には司法書士が介入しても闇金川中は元金和解でようやく決着するケースが多い傾向があります。
対策STEP1.相手の連絡先情報や借入額・返済額をまとめる
まず、闇金川中との取引を明確にするために、相手の連絡先情報や借入額・返済額を整理しましょう。
対策STEP2.闇金対応に明るい司法書士事務所へ相談する
次に、闇金対応に詳しい司法書士事務所へ相談しましょう。
ここで注意したいのは、債務整理に強い司法書士事務所というだけでは相談相手として、やや適格性に欠ける可能性があるということです。
ここまでご紹介している通り、闇金川中は非合法な違法金融であり、正規の貸金業者と同じ枠組みで対応することなど到底できません。
また、厳密に言えば法的なアプローチも、正規業者に対する任意整理と闇金対応ではまったく異なります。
そこで、闇金対応に特化している司法書士事務所にご相談されるのがベターな選択肢となります。
対策STEP3.無料相談後、委任契約を締結して司法書士を介入させる
無料相談の後、委任契約を締結し、司法書士に依頼して介入させましょう。
基本的に、司法書士が介入していれば、上記のとおり元金和解が多いですが縁を切ることが可能です。
※なお、当然ですがこれによって今後川中および系列の闇金業者は使えなくなります(出禁)。
最後に、闇金に頼らず生活できるように今後を見据えた行動が必要です。債務整理や自己破産など、適切な手続きを踏んで、借金問題を解決していくことが重要です。
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まとめ
闇金川中は先引きを利用した高利息で多くの人々に被害を与えています。
一度借りてしまうと取り立てや嫌がらせ、返済のために他の闇金に手を出すなど、通常の生活が送れなくなってしまう恐れがあります。
闇金川中の督促を停止したい場合は、闇金対応に特化している司法書士に相談することが効果的な方法です。
当事務所は、歴30年以上のベテラン司法書士が在籍しており、債務整理や闇金、違法金融対応を得意とする司法書士事務所です。
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