昨今、闇金も業態が細分化されてきています。
そして中でもソフト闇金は、従来の闇金よりも却って悪質な督促を行うなど問題が広がっています。
特に「ソフト闇金トップス」は悪質な取り立てで知られており、言うまでもなく貸金業の規制を受けない違法金融です。
本記事では、ソフト闇金トップスがどれほど危険で違法な業者であるのか、その概要から具体的な取り立て事例、さらには督促を停止させる方法まで徹底解説していきます。
ソフト闇金トップスの概要
ソフト闇金トップスは、一見ソフトな対応を謳っているものの、実際には非常に危険な違法金融業者です。
どのような業者で、どんな取り引きをしているのか、概要を知ることが被害を未然に防ぐための第一歩となります。
この章では、ソフト闇金トップスの業者情報、利息情報、そして集客経路について詳しく解説していきます。
【前提】トップスは貸金業登録を行っていないソフト闇金業者（違法操業）であり危険です
ソフト闇金トップスは、貸金業登録を行っておらず、違法操業を行っています。
さらに法律で定められた利息制限を無視し、利息上限をはるかに超える暴利を徴収していることは間違いのない事実です。
ソフト闇金トップスの業者情報
ソフト闇金トップスの業者情報は、ほぼすべての項目が不明です。
これは、トップスが摘発を恐れて足がつかないように営業していることを示唆しているでしょう。
これはトップスのみならず、どのソフト闇金にも言えることですが、店舗を持たずオンラインで完結するやり取りを行いながら、実際の督促は現地まで回収員が出向いたり、ネット上での嫌がらせを行うなど非常に悪質であり、危険性の高いことを行います。
利息情報
トップスは、利率を30日で20%と謳っていますが、これは虚偽の広告であることが判明しています。
もっとも、上記のような30日サイクルで20%というのは利息制限法はもちろんのこと、出資法にも違反する大変な暴利です。
しかし、これを上回る利息を徴収しているという情報があるのです。
実際には7日で40%の利率が適用され、融資の上限は2万円という情報があります。
また「先引き」があるため、初回融資で7000円が手元に残り、一週間後に約3万円の返済が必要となります。
この利息の設定は、どんなに資金的余裕のある方でも返済に困窮することが明らかであり、危険であることは言うまでもありません。
集客経路
ソフト闇金トップスは、自社HPおよびLINEでの集客を行っています。
ただし、自社HPの内容はデタラメと見て良いほどで、まるでトップスが素晴らしいものであるかのように書かれているため、注意が必要です。
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ソフト闇金トップスを使った場合の危険性
ソフト闇金トップスを利用してしまうと、どのようなリスクが伴うのでしょうか。
この章では、取り立てや家族・身内への影響、他の闇金業者への情報漏洩など、ソフト闇金トップスを利用した場合に生じる可能性のある危険性について詳しく解説していきます。
取り立ては本人以外にも勤務先、緊急連絡先へ直ちに行われる
ソフト闇金トップスは違法な金利でお金を貸しているため、利用者が返済できなくなった場合、すぐに厳しい取り立てが始まります。
しかも、本人だけでなく、勤務先や緊急連絡先にも取り立てが行われることがあるわけです。これにより、周囲の人間関係にも大きな影響が出ることが考えられます。
身内への嫌がらせも多い
ソフト闇金トップスは、利用者が返済できなくなると、その身内にまで嫌がらせを行うことがあります。
これにより、家族や友人など、利用者の周囲の人々まで巻き込んでしまうことがあるのです。
また身内への嫌がらせは、利用者の心を折ることを狙った行為であり、利用者自身も大きな精神的苦痛を感じることが予想されます。
闇金の取り立ては本人だけではなく家族にも及びます。闇金を利用する際に家族や親族の連絡先も抑えられることが多く、それを利用して家族に対しても取り立てが行われるのです。 被害を受ける可能性がある家族や親族は多岐に渡ります。債務者が連絡先を[…]
他の業者へ情報が漏洩し、他の闇金から勧誘されるケースも
意外と知られていないことでもありますが、闇金業界では「系列間での情報共有」という独特の現象があります。
つまり、ある闇金業者に借金をしていると、他の闇金業者にもその情報が伝わってしまうことがある、ということです。
これにより、他の闇金業者からも勧誘される可能性があります。
【重要】全体的に本人だけの問題ではなくなる可能性が高い
ソフト闇金トップスを利用した場合、上記のように取り立てや嫌がらせが行われるため、借金問題が本人だけの問題でなくなる可能性が高いです。
特に、ソフト闇金トップスは身内を巻き込むことに執着している印象があります。
したがって、利用者だけでなく、その周囲の人々も大きな影響を受けることが考えられるでしょう。
こうした危険性を回避するためにも、ソフト闇金トップスのような違法な金融業者には近づかないようにしましょう。
もし、利用してしまった場合は一刻の猶予を争いますので、まず専門家に相談して対処することが重要です。
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ソフト闇金トップスを使用した事による被害想定は？
ではソフト闇金トップスからお金を借りてしまった場合、具体的にはどのような被害が想定されるのでしょうか。
この章では、ソフト闇金トップスによる被害の具体的な事例を紹介し、対処法についても解説していきます。
１．本人あての暴力的・威迫的な恫喝行為による取り立て
ソフト闇金トップスの取り立ては、暴力的で威迫的な恫喝行為を伴います。
多少荒っぽい督促というレベルではなく、身体に危害を加えるといった趣旨の発言が出てくることもあることはおさえておいてください。
また、極めて私生活を侵害するものでもあり、朝から晩まで数十〜数百回程度の着信があるのも、ソフト闇金トップスからの督促の事例です。
２．勤務先に居づらくなる・クビになる
トップスは、本人が勤める企業や職場に対しても取り立てや嫌がらせを行うことがあります。
その結果、勤務先での人間関係が悪化し、居づらくなったり、最悪の場合クビになることも考えられます。
実際にこうした被害に遭われている方も多数いらっしゃるため、十分に注意してください
３．ネットに個人情報が晒される
トップスは、本人の個人情報をネット上に晒すことで、さらなる恫喝や嫌がらせを行うことがあります。
一般的な貸金業者であれば、申し込みの際に提出している身分証の画像や個人情報などは厳重に保護します。流出すれば一撃で業務停止処分になりますので、完璧に保護するものです。
しかし、トップスのような違法業者は、申し込み時に提出を受けた個人情報や身分証の画像などを「返済がない場合にネット上に拡散流出させること」によって、これ以上の情報流出を恐れた債務者がお金を払うように仕向けるために利用します。
言うまでもなく、これは非常に悪質極まりない話です。
４．通常の生活が送れなくなる
ソフト闇金トップスから借金をしたことにより、通常の生活が送れなくなる可能性があります。
取り立てに怯える日々が続くことで、精神的なダメージが蓄積し、日常生活にも悪影響を及ぼすことが考えられるでしょう。
闇金業者を利用している債務者の方が共通して恐れることがあります。 それは「闇金に返さないと殺されるのではないか？」ということです。 事実、闇金業者からは極めてそれに近いことを、法律ギリギリの表現で責め立てられることもあります。こ[…]
５．闇金業界屈指の暴利で生活が破綻する
ソフト闇金や一般的な闇金業者は一般的な利息相場が存在する場合がありますが、トップスの場合は闇金業界の中でも屈指の暴利を取っていると言って過言ではありません。
そのため、借金が膨れ上がり、本人は生活が破綻し、負債を抱え込むことになります。
このような事態を避けるためにも、絶対に闇金業者からお金を借りることは避けましょう。
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ソフト闇金トップスから借りてしまった場合の対処法
ソフト闇金トップスに借り入れをしてしまったら、どのように対処すればいいのでしょうか？
ここでは、具体的な対策を4つ紹介し、被害を最小限に抑える方法を解説します。
ちなみに、自分で解決しようとするとかえって状況が悪化することが多いため、専門家に相談することが大切です。
対策STEP１．相手の連絡先情報や借入額・返済額をまとめる
まずは、ソフト闇金トップスからの借り入れに関する情報を整理しましょう。
- 相手の連絡先やLINEなどの情報
- 借りた金額
- 返済額や期限
などをメモやスマホにまとめることで、後々の対策がスムーズに進められます。
意外と知られていないことでもありますが、こうした情報が整理されていないと、専門家に相談しても効果的な対策ができません。
一般的にこうした精神的に負荷のかかるトラブルに巻き込まれた際、当事者の方はご自身が置かれている状況をうまく整理することが難しくなります。
イメージとして、ご自身の周りで火事が発生した際、119番に通報することが一般的ですよね。冷静な時なら問題なく住所や事態を正しく伝えることができるでしょう。
しかし、いざパニックになると状況をうまく整理することができず、119番通報ではなく110番通報をしてしまうケースもあるなど、状況が混乱してしまいます。
闇金からの取り立てもほぼこういった緊急かつ身体に危害が及ぶ可能性があるような大きなトラブルになることが多く、一般的に状況整理をうまくできない方が多い印象です。
むしろ、冷静に状況整理できる人の方が珍しいといって良いと思います。
情報を整理することが難しい場合には、LINEや相手の連絡先が入っているスマートフォンなどをご用意の上、事務所にご相談いただくことも可能です。
対策STEP２．闇金対応に明るい司法書士事務所へ相談する
次に、闇金対策に詳しい司法書士や弁護士に相談しましょう。
ここで重要なことは、債務整理と闇金対応は似ているようで異なる取り組みであるということです。
債務整理はあくまでも正規の貸金業者で適法に営業している業者に対して、返済額・期間の調整などを行います。
裁判所の手続きであれば裁判所が絡む手続きの進行など、ある程度マニュアル化されている流れがあるといって差し支えありません。
これに対して、闇金対応の場合は相手が違法に操業している非合法的な業者であり、さらに反社会性を持っている相手も多いため、対応にマニュアルといったものを設定しづらい事情があります。
これによって、債務整理に対応しているという事務所であっても、話を聞いてみると闇金対応は不可能というケースもあります。
また、こうした非特化型の事務所が闇金対応を受任したは良いものの、結果的に闇金業者との交渉ができずに返り討ちにあってしまったという事例も残念ながら存在します。
基本的には、闇金対応にも特化していると明記のある事務所に相談するのがよろしいでしょう。
対策STEP３．無料相談後、委任契約を締結して司法書士を介入させる
相談した結果、闇金対策を依頼することになった場合、司法書士と委任契約を締結しましょう。
司法書士が介入することで、闇金業者との交渉や返済の方法などを適切に行うことが可能になります。
なおトップスは比較的に司法書士の介入を嫌い、介入した被害者には深追いをせず諦める傾向があるため、専門家を介入させることが被害を最小限に抑える方法のひとつと言えるでしょう。
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まとめ
ソフト闇金トップスは違法金融であり、利用することで多くの危険性や被害が予測されます。
金利が非常に高く、取り立てや身内への嫌がらせが行われるため、通常の生活を送ることが難しくなる可能性があります。
また、他の業者へ情報が漏れることで、さらなる闇金業者からの勧誘に悩まされることもあるでしょう。
もしソフト闇金トップスから借金をしてしまった場合、自助努力での解決は難しいため、まずは相手の連絡先情報や借入額・返済額をまとめ、闇金対応に明るい司法書士事務所へ相談することが重要です。
その後、無料相談後、委任契約を締結して司法書士を介入させることで、被害の拡大を防ぎ、問題解決に向けた手続きが進められるでしょう。
このような状況にお悩みの場合は、司法書士に相談されることをおすすめしています。
当事務所は債務整理だけでなく、闇金・違法金融対応も日夜行っている司法書士事務所です。
こうした事案につき無料の相談も受け付けています。詳細は、下のボタンをクリックしてご確認ください。
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