SNSで見かける「個人間融資」という言葉。
一見すると安心して利用できそうな気もしてきますが、実際はどれほどのリスクが潜んでいるのでしょうか。
信頼できる親族や友人からの借り入れとは異なり、今、ある危険な現象が起こっています。いわゆる「偽装闇金」による融資です。
個人間融資をうたうアカウントの裏に何が隠れているのか、悪質な手口からどのようにして自身を守るべきなのか、もし最悪の状況に陥ってしまったらどう対処すべきなのか徹底解説いたします。
個人間融資とは?
個人間融資は、金融機関を介さずに個人同士で行われる金銭の貸し借りのことを指します。しばしば誤解されがちな内容でもありますが、正確な定義を理解することは非常に重要です。
一般的に個人間取引は信頼と誠実さが取引の基盤となり、特に親密な関係にある人々の間で行われます。
本来は文字通り個人間でのお金の貸し借りを指す
「融資」と聞くと金融機関とのやり取りを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、個人間融資は金融機関を経由せずに行われるものです。
契約は法律に則って行われ、取引での信頼と誠実さは不可欠な要素です。適切な契約さえ結んでいれば、安全な融資と言えるでしょう。
親族や知人から借り入れるのが一般的
個人間融資は、信頼関係が既に築かれている間柄においてよく行われるものです。
例えば家族や友人、長年の知人からの資金援助は、社会的なつながりが基盤となっていると言えるでしょう。信頼があることでスムーズな取引が可能となり、トラブルを防ぐための鍵にもなるわけです。
業者からの借り入れはいかなる場合でも個人間融資に該当しない
金融機関や事業主からの資金提供は、個人間融資とは異なります。
例えば、親族が経営してる金融機関から借り入れた場合は個人間融資には含まれません。また、親族が金融機関から借入してきた場合も異なります。
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「個人間融資」が2パターンあるってホント?
個人間融資には、異なる性質を持つ2つの類型があります。一方は安全である正規の取引であり、もう一方はリスクが高く違法行為に該当することもある「闇金擬態型」です。
両者の特徴を把握し、潜在的なリスクに注意しなければなりません。
正規の個人間融資
正規の個人間融資は、信頼関係をベースに成立します。友人や家族からの支援として行われることが一般的であり、信頼に基づいた健全な取引と言えるでしょう。
法的規制の範囲内で、適切な利息や返済計画が設定されるものです。
闇金擬態型の個人間融資
闇金擬態型の個人間融資は、インターネットを介して利用者と繋がり、法外な金利や取り立てを行ってくるパターンが特徴です。
表向きは個人間の貸付を装っているものの、実際には背後に違法な融資を行う業者がいるケースが少なくありません。結果として、利用してしまうと被害を受けるリスクが非常に高いため要注意です。
どちらもトラブルになりやすいが危険度の高さなら後者
正規の個人間融資と闇金擬態型の個人間融資、両者ともトラブルが生じる可能性がありますが、圧倒的に後者のリスクが高いと言わざるを得ません。
闇金擬態型は法の監視を逃れようとしてくるため、被害に遭った場合に救済を求めることすらも困難になってしまいますから、特に注意が必要です。
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正規の個人間融資の特徴まとめ
一般的に想像する「個人間融資」は、信頼関係のもとに行われるお金の貸し借りですが、具体的な特徴についてきちんと理解している人は、実はそう多くありません。
当記事では、一般的な個人間融資のことを便宜上「正規の」と表現しています。とにかく一般的な個人間融資は、独特の特性がありますので確認していきましょう。
お願いする相手が友人知人または上司など関係性が既にある
そもそも一般的な個人間融資では、貸し手と借り手の間には事前に築かれた信頼関係が存在します。例えば、緊急の資金が必要になった際に、友人や親戚、あるいは仕事上の上司に対して支援を求めるケースがこれに当たります。
重要なのは、貸し手がお金を貸すことを事業として行っているわけではなく、人間関係の延長上での支援という側面が強い点です。
事業で行っている場合は大前提として貸金業登録および認可が必要となり、登録や認可がない場合は闇金同様に貸金業法違反で操業している違法金融と同じ形態となってしまいます。
相手が事業として貸付けを行っているわけではない
上記のように個人間融資の特徴としては、相手が貸金業者として登録されているわけではなく、あくまで個人的な範囲での貸し借りが行われる点が挙げられます。つまり、商売としてお金を貸しているわけではないため、一般的な金融機関とは異なる柔軟な取り決めが可能になるのです。
もっとも、お金を貸し付ける行動原理や根拠と言ったものが、貸金業者による貸付と個人間での情に基づくやり取りでは大きく異なるということも認識しておいたほうがよさそうです。
正規の個人間融資であれば、既に関係性のある人物が困っている、助けたいとの気持ちからお金を貸す、血が繋がっているから見捨てられずにお金を貸す、といった側面が強く、利息を徴収して商売にしてやろう、利益を取ってやろうとするような人はさほど多くないと言って良いでしょう。
対して悪質な闇金が擬態している個人間融資は、そもそも闇金が営業するにあたって警察当局の捜査や摘発から逃れる目的で「個人間融資」を名乗っているにすぎず、目的はあくまでも利息です。利率も法外かつ暴利なものを手段を選ばず徴収してきます。
さらに、SNSで営業しているという特性上、不特定多数に同様の手段・条件によって貸付を行っていると容易に思料されうることからも、やはり通常の個人間融資とは土台から全く違うものだといって差し支えはないでしょう。
利息や返済条件は個人間での取り決めになることが多く無利息ケースも多い
正規の個人間融資においては、利息の有無や返済のスケジュールについて、当事者同士で合意に至ることがほとんどです。
場合によっては無利息で貸し付けてくれることもあり、互いの関係性が深ければなおさらでしょう。
借用書を公正証書化するケースもある
信頼があるからこそ形式を整えることも重要です。正式な契約として借用書を作成し、公正証書にすることで将来的なトラブルを防止するための手続きを踏む人もいます。
公的な機関を通じて契約の正当性を保証してもらうことになれば、互いの約束を明文化することで安心感を得られるといった側面もあると言えるでしょう。
一方、債権者としては、契約通りの返済が行えない場合には強制執行に進む旨を契約に明記することで、万が一返済が滞った時に裁判所で訴訟を行うことなく強制執行等の強い手段に出られるというメリットもあります。
自己破産等の際に借りた相手も債権者として一律に扱うことになる
万が一、借りた人が経済的に破綻して自己破産などを行う場合でも、正規の個人間融資であれば、他の債権者と同様に法的な手続きの中で処理されます。
つまり債権者一覧に含まれるということになるわけです。事実上、個人の自己破産ではほぼ免責が認められることになりますので債権者からすればお金は返ってきませんし、督促を迫ることもできなくなります。
債務者からすれば、心持ちはよくないところもあるかもしれませんが、一旦そうした督促から法的に保護される(=債務が免責によって事実上消滅する)という見方もできるでしょう。
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近年SNSで増加している闇金業者が擬態している個人間融資の特徴まとめ
正規の個人間融資とは打って変わって、SNSを通じて出会う形の融資には様々な危険が潜んでいます。
特に闇金業者が個人間融資を装って近づいてくる場合も多く、よくある手口や特徴を知っておくことは非常に重要です。
そもそも関係性ゼロからスタートする
SNSを利用した闇金業者の特徴としては、最初から借り手・貸し手の間に何の関係もない点が挙げられます。つまり「初めまして」の段階からいきなり個人間で融資を行うという話になるのです。
完全に無関係な状態からお金の貸し借りが始まるため、互いの信頼関係を築く時間も当然ありませんし、トラブルに発展するリスクが非常に高くなります。
そもそも、このような個人間融資は先述した通り明らかに「業」として不特定多数に、かつ反復継続的に貸付を行っている可能性が高いと言わざるを得ません。ほぼ全例において、貸金業登録のない無登録営業をしている違法金融状態であるといって過言ではないでしょう。
相手の素性が分からないまたは怪しいところがある
正規の融資ではないため、貸し手の正体や背景について不透明なケースが多いのも問題です。
相手の素性や実際の活動内容が曖昧であったり、時には存在そのものが怪しいと感じることも少なくありません。相手が誰であるかを把握することなく、取引を進めることは非常に危険です。
もっとも、業者としても個人間融資を名乗っている以上は業者の看板や屋号を出すわけにもいきませんから、必死に足がつかないように営業することは目に見えています。
取り立てが暴力的で恐ろしい
闇金による取り立ては、しばしば暴力を伴い、借り手に対する脅迫や嫌がらせが行われることがあります。法律を無視した過酷な手段によって、借り手を精神的、時には肉体的に追い込むことも厭わないのが闇金の特徴の一つです。
上記はあくまで「闇金」についての話ですが、全く同様のことがSNS経由での個人間融資(一般的に「審査」があるもの)でも起こり得ます。
何度でも申し上げますが、基本的にSNSで募集している個人間融資は闇金業者または「闇金くずれ」とも呼ばれるような手合が営業していますので、違法かつ暴力的で危険な取り立ても十分にありえるのです。
闇金業者を利用している債務者の方が共通して恐れることがあります。 それは「闇金に返さないと殺されるのではないか?」ということです。 事実、闇金業者からは極めてそれに近いことを、法律ギリギリの表現で責め立てられることもあります。こ[…]
利息が高く自ら納得して借りたとの一筆を書かされることがある
闇金からの借り入れには法外な利息が設定されることが多く、さらには「自分が納得して借りた」という趣旨の文書に署名をさせられることがあります。
後にトラブルが生じた際に、闇金業者が自己の正当性を主張するための証拠として使われる恐れがありますので署名してはいけません(もっとも状況によっては、有効性からして疑義が生じるようなものでもありますが)。
担保画像・動画を提出させる
特に危険なのが、借り手に対して「担保」として性的な画像や動画を提出させる手口です。
男女問わず、画像・映像が後々の取り立てや脅迫に利用されることがあります。一度提出してしまうと取り返しのつかない事態に陥ることも考えられるでしょう。
また、最近特に女性の被害が多くなってきている事例として、SNSで個人間融資に申し込むと貸付けをしてくれるかのような話が進み、最後の最後で「では最後に以下のポーズで画像を合計〇〇枚撮影して送付してください」といった内容とともに、性的な画像を提供するよう迫る事例があります。
断れない状況に追い込むといった部分で、従来よりも悪質性が高いと言わざるを得ません。
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悪質な個人間融資(闇金擬態型)の手口まとめ
インターネットの急速な普及によって、私たちの生活は便利になりました。しかし同時に新たな犯罪の手口も生み出していることも否めません。
SNSを通じた個人間融資も、ネット普及に伴って出現してきた手口の一例と言えるでしょう。
表面上は手軽で迅速な貸し付けを謳い文句にしつつ、裏では違法な取引が行われているのです。結果、利用者は無自覚のうちにかなりのリスクを背負うことになってしまいます。
続いては、個人間融資の利用への警鐘を鳴らすとともに、よくみられる悪質な手口について詳しくご紹介します。
投稿やハッシュタグ経由でDM勧誘してくる
SNS上で活動する詐欺師たちは、融資を求める人々に様々な方法で接触を試みてくるでしょう。
彼らの目的は、友人や信頼に値する存在を装い、被害者の警戒心を解くことです。SNSが日常的なコミュニケーションの場として使われる現代において非常に有効な手法で、結果として多くの人々を欺くことに成功しています。
実際に貸し付ける場合は暴利と個人情報を担保として取り上げる
借り手が見つかれば、極端に高い利息を課すケースが多く見受けられます。
加えて、融資の条件として個人情報の提供を求められることも少なくありません。身分を証明する書類の提出を求められ、中には運転免許証やパスポートなどの重要な書類の原本を渡すよう要求される場合もあります。
保証金詐欺や個人情報の盗み取りパターンも多い
融資を前提として接触してきながら、実際には貸し付けを行わず、保証金や手数料を理由に金を騙し取る手口も横行しています。また、融資の名目で集めた個人情報が、後に別の犯罪に使われることもあります。
最悪の場合、女性をターゲットにして性的な画像や動画を詐取し、ネット上で流すなどの二次被害に至る事態も発生しているのです。
これらは被害者の精神的苦痛を生むだけでなく、社会的信用をも著しく傷つける行為と言えるでしょう。
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女性が狙われやすい?悪質な個人間融資の特徴
個人間融資の危険性について議論する中で、特に女性が狙われる傾向にあるという点は見過ごせません。
信頼関係が確立されていないにも関わらず、積極的に接近してくる詐欺業者の手法には様々なパターンがありますが、共通しているのは被害者の心理を巧みに操る技術です。
以下に、悪質な個人間融資の特徴をいくつか挙げて解説します。
最初は親身になって話を聞く
被害者が心を許すよう仕向けるべく、詐欺師は初対面の段階では親しみやすさを演出してきます。
彼らは相談者の話に共感を示し、支援を約束することで信頼を得ようとするのです。一旦信頼関係が成立すると、金銭の貸し付けを持ちかけ、不当な条件を提示してくるようになると覚えておきましょう。
DMから通話などで融資と「担保提供」の話をする
被害者が融資を受ける意思を見せた瞬間、詐欺師は個人的な画像や動画を担保として要求する場合があります。
個人情報を担保として扱うことは、プライバシーの侵害にとどまらず人権を無視した違法な要求です。加害者は被害者の弱みにつけ込むことで、不当な利益を得ようとしてくるため注意しましょう。
「ひととき融資」などの温床になることも
金銭的支援を必要とする女性に対し、「ひととき融資」と称して性的な行為を要求する業者も存在します。金銭的な援助を餌にして被害者を罠にかけ、性的なサービスを強要してくる行為はまぎれもなく性的搾取であり、被害者は深刻な心理的ダメージを受けることになります。
法に反するものであるため、加害者が逮捕されるケースも珍しくありません。利用者も危険性を十分に認識し、自己防衛のために必要な知識を身につけるべきです。
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悪質な個人間融資(闇金擬態型)が違反していると思われる法令法規とは
SNSを介して展開される個人間融資の手口は巧妙化しています。一見単純な取引に思えても、実際には法律を犯している可能性が高いため要注意です。
では、具体的にどの法律に抵触する恐れがあるのでしょうか。
利息制限法
利息制限法は、貸し手が課すことができる利息の最高限度を明確にしており、上限を超えた利息を要求することは法に触れます。
利息制限法で定められた金利は15~20%で、個人間のやり取りであっても適用されるものです。しかし、悪質な貸し手が法定利息を大幅に超える要求をするケースが後を絶ちません。
出資法
出資法は、利息制限法でカバーされない高額の利息を規制するための法律です。
利息制限法の上限を超えた場合にも、出資法でさらに高い上限(20%)が定められていますが、違法な個人間融資業者は出資法の枠組みを逸脱する高金利での貸し付けを繰り返しています。
貸金業法
貸金業法は、貸金業の登録や業務の運営に関するルールを設けており、未登録で貸付けを行うことは違法とされています。
しかし悪質な融資業者は貸金業の登録をすることなく法律を完全に無視し、適切な手続きを行わないまま金銭を貸し付けることが多いのです。
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悪質な個人間融資(闇金擬態型)が厄介な理由
法律を無視した悪質な個人間融資業者がなぜ深刻な問題なのか、その背景には警察の対応の難しさ、専門家による対処の限界、そして業者の理論武装の巧みさがあります。
悪質な個人間融資が厄介な理由について、順を追って見ていきましょう。
警察でも対応が困難
警察は犯罪には断固として取り組みますが、個人間融資を掲げる悪質業者の対応には手を焼くことがあります。
業者が個人的な行為だと主張するため、民事不介入を原則としている警察が介入することが難しくなり、結果として被害者の救済が遅れることがあるのです。
一般的な弁護士・司法書士では対処出来ないケースが多い
借金問題に精通した弁護士や司法書士であっても、悪質な個人間融資業者への対応は難しいケースはよくみられます。
業者の用いる手口は狡猾で、通常の法的知識だけでは対抗が難しいため、闇金問題に関するより専門的なアプローチが必要とされているのです。
理論武装の強度が高い
悪質な個人間融資業者は、法的な議論においても高度な理論武装を施しており、たとえ司法書士や弁護士といった法律の専門家であっても対応が難しいことがあります。
一般的な弁護士や司法書士であれば、返り討ちにあうこともしばしば。彼らは違法行為を巧みに正当化し、交渉や法的対応を困難にしてしまうのです。
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【悪質個人間融資】違法な取り立てに遭遇したときの正しい対応策
違法な取り立ては、被害者にたいへん大きな精神的苦痛を与えます。被害者が絶望感に陥ることもしばしばです。
違法な取り立てに遭遇した際には、パニックになることなく具体的な対処法を実行してみましょう。以下の対応を行うことで、高い確率で事態を好転してくれます。
決して慌てず冷静さを保って、次の手順を一つずつ実行していきましょう。
①やりとりの証拠を保全する
不当な要求や高圧的な対応をされた場合、やり取りの証拠を確実に残すことが極めて重要です。
脅迫的なメールやメッセージはスクリーンショットで記録し、通話の内容があれば詳細なメモを取るなどの行動が求められます。記録は、将来的に法的な対応が必要になった際にも身を守ってくれる強力な証拠となるでしょう。
②電話での脅迫はすべて録音しておく
電話を介した脅迫は、しばしば違法な取り立ての手段として用いられます。
後になって「自分はそんなことは言っていない」などと押し問答になるケースが多いため、通話は可能な限り録音しておくと良いでしょう。
録音のデータがあれば相手の不法行為の有無、程度もはっきり分かりますし、後々の法的な対応においても有効な証拠になります。
ただし、録音を行うことが法律的に問題となる可能性も存在します。法的な問題を避けるためにも、実際に録音を行う前に法律の専門家に相談することがおすすめです。
③警察に被害相談しつつ同時並行で闇金対応に強い司法書士へ相談する
違法な取り立ての被害に遭った際は、ただちに警察に被害相談を行うことも非常に重要です。警察への相談は、状況を正式に記録するとともに法的な支援を求める第一歩になります。
並行して、不法な金融活動に精通し、対処法に長けた司法書士にも相談を行うべきです。法律のプロは個別のケースに応じた最適な法的措置を教えてくれるだけでなく、実際の対応においても力強い支援を提供してくれるでしょう。
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悪質な個人間融資からの督促は止められる?流れを解説
個人間融資は、法外な利息や厳しい取り立てによって借り手の生活を圧迫してしまうため重大な問題です。悪質な貸し手に日々怯えなければならない状況にあると、精神的な負担は計り知れません。どうにかして督促を止めたいところですよね。
以下、督促を止めるための手順について、解説していきます。
前提として闇金対応と同様の段取りで停止出来る可能性大
督促の停止は可能ですが、法律の専門家である司法書士に相談することが肝心です。
司法書士は、悪質な貸金業者に立ち向かう豊富な経験を持ち、闇金問題における対策に長けています。専門的な知識を武器に、貸し手の違法な行為を食い止め、督促を停止に導いてくれることでしょう。
ただし対応できるのは経験豊富&闇金対応に慣れている司法書士がメイン
ただし、司法書士なら誰でも督促を停止させることができるというわけではありません。闇金問題に対応できるのは、経験豊富で闇金対応に慣れている司法書士がメインです。
彼らは交渉の舞台で貸し手である闇金と渡り合い、法的知識と経験を活かして被害者の権利を守ります。司法書士の手腕が、悪質な個人間融資(闇金)問題の解決への道を切り開くカギとなるのです。
流れ1.闇金対応に強い司法書士事務所に無料相談を申し込む
最初に行うべきは、信頼できる司法書士事務所を探し出し無料相談を申し込むことです。
問題を細かく説明し、専門家からの見解を聞きながら、問題解決に向けた計画を練ります。相談は守秘義務が保証されているため、安心して全てを打ち明けることができるでしょう。
流れ2.司法書士が最適な方向性を提示
相談の結果を踏まえて、司法書士は問題解決に向けての最適な方向性を示してくれます。どのような手法が効果的か、また解決にはどれほどの時間やコストが必要になるか、詳細なプランを提供してくれることでしょう。
相談時の情報共有こそが、確実に督促を止める上で重要なステップになるのです。
流れ3.委任契約&司法書士交渉開始
一連のプランに同意が得られたら委任契約を締結し、司法書士が交渉を開始します。
貸し手との対話は丁寧かつ堅実に進められ、依頼者の利益を守ることを最優先に進められます。経験豊富な司法書士であればより着実に戦略を立てて話を進めてくれるため、結果にも大きな影響を及ぼすことでしょう。
流れ4.督促の停止
最終的に督促を停止させることができれば、心からほっとするはずです。司法書士の適切な対応により、不当な取り立てから解放されると、安心して日々の生活に戻ることが可能になります。
専門家の支援は、精神的に困難な状況を乗り越えるための強力なサポートともなるのです。
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まとめ
当記事では、SNSを介した個人間融資がいかに危険であるかを明らかにしてきました。特に闇金擬態型の個人間融資は、法外な利息や不当な取り立て、詐欺行為に及ぶこともあるため大変危険です。
SNSでの個人間融資でトラブルに発展してしまったら、一人で悩むのではなく、法律の専門家である司法書士に相談することが重要です。着実に、解決への道を歩み始めましょう。
当事務所は闇金や違法金融対応に強く、相談も無料で受け付けております。お困りの方はぜひ当事務所までご相談ください。
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委任契約後は闇金業者に対してスピーディに受任通知を送付し、最短即日中に取り立てを停止します。当事務所はご依頼者様のご要望を第一に闇金業者と交渉します。お気軽にご相談ください。
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