「買い物が止まらなくなってしまう」
「お金が手元を離れていくのが怖い」
と感じる方はいませんか?
私たちは日々の生活で食料品や日用品、衣料品などさまざまなものを買っています。
しかし「衝動買い」が家計を圧迫している、借金まで背負ってしまう状態にあるのであれば、それはもはや「買い物依存症」と呼ぶべき状態でしょう。
物を買うこと自体は問題ではありませんが、コントロールが効かなくなってしまった場合には、症状が進行する前に対策を講じる必要があります。
この記事では、買い物依存症の診断チェックから解決方法、さらには買い物依存に大きく関わってくる「借金問題」についても詳しく解説します。
これって買い物依存症?13個の診断チェック
衝動買い、家計簿もろくにつけない、買ったまま使わずにそのまま…。こうした行動は、1つや2つであれば誰しもあるかと思います。
しかし、これらが日常的になっているのであれば、もしかしたら「買い物依存症」かもしれません。
買い物依存症かどうかの診断は、専門の医療機関で行っていただくことが最も確かですが、まずは自分自身でチェックしてみましょう。
買い物依存症の疑いがあるときに見るべき13個のチェック項目をご紹介します。
①つい「衝動買い」してしまう
まず最初にチェックすべきポイントは「衝動買い」です。特に何も買うつもりがないのに、「これを手に入れたい」とつい買ってしまうことはありませんか? これは買い物依存症の一つのサインとも言えます。
また、ただ何かを手に入れる行為に満足感を得てしまうという方も要注意です。
何か目的があって買い物をするのではなく、「ただ何かを買う」という行為そのものに快感を覚えてしまう。これは買い物依存症の特徴の一つとも言えます。
②いくら使ったか把握していない
自分がいくら使ったか、一体何にどれだけお金を使ったのか把握できていない場合も要注意です。
家計簿をつけるのは面倒だからと放棄してしまうと、自分がどれくらいお金を使ったかがわからなくなってしまいます。
ネットショッピングや衝動買いしてしまったものも含め、いくら使ったか分からないと要注意です。
③買ったものを使わない、存在を忘れている
買った物を覚えておらず、買った物の存在すら忘れてしまうことはありませんか?
中身を見るまで何を買ったのか思い出せない場合も、買い物依存症の可能性があります。買い物をしたことを覚えていない、買った物を覚えていないと要注意です。
④買ったきりで開封していないものが多い
買ったものの中に、開封もせず放置しているものはありませんか?
購入したにも関わらず、それを使用せずに放置しているというのは、買い物依存症の典型的な症状の一つです。また、部屋が購入した商品であふれている場合も要注意と言えます。
⑤買い物で気分がスッキリする
買い物をすると気分が高揚し、一時的に嫌なことが忘れられるというのも買い物依存症でみられる状態です。一時的な高揚感を得られることから買い物をしてしまうことがあります。
購入品にかかわらず「お金を使うこと自体が楽しい」といった場合も注意しましょう。
⑥買い物できないとイライラする
例えば、金銭的に余裕がない、あるいは時間がなくて買い物に行けない状況だとします。
そのことで落ち込んだり、イライラしたりしますか?
「買い物ができない」状況に対して強いストレスを感じてしまう方は、買い物依存症の可能性があります。
⑦買い物に罪悪感がある
「もうお金を使ってはいけない」など、ダメだと分かっていて買い物を繰り返していると買い物依存の可能性があります。
後ろめたい気持ちが強く表れると、買い物してもストレスが解消された実感や爽快感は得られないでしょう。
⑧一度の買い物で使う額が大きい
一度の買い物で使う額が大きいという方も要注意です。
これは、ブランド物のバッグといった高額商品を購入する場合に限りません。ドラッグストアで「ほかの店より安いから」「値引きになっているから」といって大量に日用品のストックを購入するというケースも当てはまります。
⑨手持ちがないときもクレジットカードで買い物する
大きな額の買い物をするときに、クレジットカードを使う方も多いでしょう。
しかし、手元に現金がなくてもクレジットカードで買い物を続けることは、買い物依存の兆候の一つと言えます。クレジットカードは実質的な借金ですので、欲しいものを手に入れるために借金をする考え方は危険です。
⑩店員さんに褒められるとつい買ってしまう
本来であれば必要のないものを買ってしまうという心当たりがあればご注意ください。
例えば、店員さんからの褒め言葉は、 誰にとってもうれしいもの。しかし、店員からの褒め言葉に気を引かれてつい買い物してしまうのは要注意です。
⑪買い物で後悔することが多い
買い物依存になると、早く買いたいと焦り、服のサイズや素材をよくチェックせずに購入することが増えていきます。
特に通販ではイメージしていたものと違うものが届き、後悔することは多くありませんか。
このように入手してみたものの、身に着けることができないものや気に入らないものが手元に残るばかりで後悔することが増えていきます。
⑫買い物のしすぎで家計が圧迫されている
買い物をしすぎてお金がないばかりか、借金をしてでも買い物を続けてしまうケースもあります。
生活費に支障が出てしまうと、消費者金融からの借金が増えたり、闇金から借り入れてでも買い物をし、家計が圧迫されていないかご確認ください。
⑬買ったものを隠すことがある
家族や友人に買い物を止められている方もいるでしょう。それでも買い物がやめられず、結局は周囲に内緒で買い物をする場合があります。
届いた商品を隠したり、購入に関する情報をわざとごまかしたりしていませんか?
もし心当たりがあるなら、買い物依存症の可能性があります。
\LINEで気軽に相談可能!/
【改めて確認】買い物依存症について
買い物依存症とは、その名の通り買い物に依存してしまっている状態のことを指します。買い物をやめることができず、借金が増えている方も少なくありません。
続いては、買い物依存症の具体的な症状と治療方法について解説していきます。詳しくは専門の医療機関等を受診してください。
買い物依存症の症状とは
買い物依存症には、様々な症状があります。
「あれ?何でこんなものまで買ったのだろう」と後悔するような買い物が続く方は要注意です。
買ったものを開封せずに放置しているのも特徴的な症状のひとつ。買った後も満足感を得ることができず、物を放置してしまう傾向にあります。
また、「買い物で一時的に気分が高揚する」ことも買い物依存症の兆候です。気分が良いのは一時的で、長続きしないのが一般的です。
買い物を制限されるとイライラしたり落ち込んだりするなど、感情のコントロールが難しくなる、買い物によって生活に支障が出ているというのは、買い物依存症が進行した状態と言えるでしょう。
世界情勢などを背景とした急激に進む物価高や、電気料金やガス料金といったインフラの値上げ、その一方での一向に上がらない賃金など、日本の経済状況は非常に厳しいものとなっています。そのような背景で、経済的な困窮を抱える家庭の数が増えています。 […]
買い物依存症の治療方法
買い物依存症を克服するための治療方法をいくつか紹介します。
一般的な治療は、心療内科や精神科でのカウンセリングや治療です。専門の医師と話をして自分の感情や行動パターンを探ることで、依存症を乗り越えるヒントを見つけられるでしょう。
また、認知行動療法も有効な治療法の一つです。買い物衝動をコントロールするためには、自己理解を深める必要があります。自己理解を促し、自分の行動を変えるには認知行動療法が適切なトレーニング法と言えるでしょう。
そして、集団療法も推奨される方法の一つです。同じ悩みをもつ人たちと会って話すことで、新たな解決方法や自己改革のアイディアを得ることができます。
集団の中で「自分は依存症だ」と認めるのは勇気がいる行為です。しかし、これは治療の初めの一歩とも言える大事なステップと言えるでしょう。
\LINEで気軽に相談可能!/
買い物依存症の対処法の例
買い物依存症については、一見取り立てて問題視することもないと思われるかもしれません。しかし、これによってより深刻な問題を引き起こしてしまう可能性も否定できないのです。
無駄遣いや浪費は、ひとつひとつは些細な行為かもしれません。「塵も積もれば山となる」というように、小さな額でも日々続けば大きな額になってしまいます。
自覚が難しい病気だからこそ、早期の対策が求められるのです。
ここでは、買い物依存症かも?と思ったら早期に取り組んでおきたい対策例について、解説します。
家計簿をつける
毎日の収支を記録し、自分の支出を客観的に理解するために家計簿をつけることが大切です。
面倒に感じるかもしれませんが、スマートフォンの家計簿アプリを利用すれば手軽に記録ができます。パソコンが苦手な方でも手軽に始められる方法と言えるでしょう。
また、家計簿を第三者にチェックしてもらうことも一つの対策となります。客観的な視点からのフィードバックは、自身の課題を改めて認識し改善する契機になるのです。
そして、家計簿を見直して買い物ルールを設けることが効果的です。
「セール品や安価な商品にとらわれないようにする」
などの具体的な行動に繋げると、買い物に対する意識が変わりやすくなります。
買い物以外のストレス発散方法を見つける
ストレスが溜まると、つい買い物に走ってしまう。
そのような方は、買い物以外のストレス発散法を見つけることがポイントです。運動に打ち込む、趣味に没頭するなど、方法は人によって異なるでしょう。
また、睡眠や食事などの生活習慣に気を配ることも忘れてはいけません。日常生活を見直すことで、無駄なストレスを減らせます。
クレジットカードを解約する
買い物依存症の中には、クレジットカードでの買い物がエスカレートし、借金に繋がるケースも。そういった場合には、あえてクレジットカードを解約するという厳しい対策を取る必要があります。
なお、制限されたことがストレスとなってしまう可能性もあるため注意しましょう。
依存症の支援団体に相談する
買い物依存症は難しい問題ですから、一人で悩むだけではなかなか解決できません。
「もう過度な買い物をしない」と心に決めたところでそれはあくまで一時的な決意にしかすぎません。根性論や精神論で解決するものではないのです。
依存症の支援団体に相談したり、ミーティングに参加するなど関わりを持つことで解決への一歩に繋がることもあります。
クリニックを受診する
万が一、自力で依存症の改善が困難な場合には、適切な治療を受けるためにもクリニックを受診することをおすすめします。
主治医の判断のもとで認知行動療法や集団療法などの治療を行い、依存症からの脱却を図りましょう。
貸付自粛を申請する
貸付自粛制度は、本人が日本貸金業協会などに申請すると借入を5年間制限するための制度です。
これ以上借入を増やさない、借金を増やしたくないという場合に利用されます。借入で悩んでいる方は、貸付自粛の申請を行うことも大切です。
借入先と借金総額を把握する
買い物をするために借金がある場合は、借入先と借金総額を把握することも大切です。
クレジットカードや消費者金融、ローン、キャリア決済などの借金は個人信用情報を開示することで現在の利用状況がわかります。
多重債務なら弁護士・司法書士に相談する
特に多重債務に陥ってしまっている場合、司法書士や弁護士に相談して適切な解決策を見つけ出しましょう。
借金に関しては、個人で解決するのは難しい場合もあります。そのような場合は、弁護士や司法書士に相談することをおすすめします。
弁護士や司法書士であれば、依頼者の代わりに債権者等と相談し、借金を整理したり、減らすことが可能です。
\LINEで気軽に相談可能!/
整理すべき借金まとめ
買い物依存症に陥ってしまうと、日常的なショッピングだけでなく様々な物事に対してもお金を使ってしまう傾向があります。その結果、借金が増えてしまうケースも珍しくありません。
続いては、整理すべき借金の種類について解説していきます。
クレジットカード
クレジットカードはたいへん便利なものですが、気がつかないうちに多額の借金を抱えてしまう可能性があります。
特に買い物依存症の方は、現金の感覚が薄れてしまいがちです。クレジットカードの返済額や利息を付けた総額を把握して、早めの整理を心がけましょう。
カードローン
カードローンは、突発的な出費があるときや生活費が足りないときなどにも手軽に借り入れができるため便利です。
しかし、高利な場合もあるため、利用する際は注意が必要です。返済日や金利、限度額等を把握して借入額の整理を忘れずに行いましょう。
消費者金融
消費者金融も最短即日など短期間で融資を受けられる利点があります。
しかし、利便性に優れるがゆえに、返済能力を超えて借り過ぎてしまうことも少なくありません。適切な返済計画を立てて、負担のないように整理していきましょう。
各種ローン・金融機関等からの借入
自動車や美容、トラベルなどの資金としてローンを組んでしまう方もいます。
こうした「フリーローン」や「美容ローン」「オートローン」なども返済しなければならない借金になりますので、きちんと把握して整理していきましょう。
家族・知人などからの借入
家族や知人からお金を借りている場合も、きちんと整理すべきです。仮に借りている金額が少なくても、借りている事実には違いありません。
ただし、家族や知人などからの借入は個人信用情報に記載されないため、いつ、いくら借りて、いくら返済したか記憶が曖昧になっていることもあります。
違法金融業者からの借入
金融ブラックや総量規制が原因で法的な金融業者から借入ができないケースでは、違法金融業者から借入をしてしまうことがあります。
違法金融業者からの借入は契約自体が無効ですが、嫌がらせにあうなど被害を受ける可能性もあるため、司法書士や弁護士に相談して適切な方法で対処することをおすすめします。
闇金と関わってしまい、大変面倒なトラブルに巻き込まれる人があとを絶ちません。 そんな面倒なトラブルを解決するためには、弁護士や司法書士に相談するのが一番とよく言われます。 しかし、「弁護士や司法書士ならば即日解決できる」とまで言われ[…]
\LINEで気軽に相談可能!/
借金の返済・整理方法まとめ
借金返済や整理の方法は一つではありません。状況に応じて様々な方法が存在します。
以下では、それぞれの方法について詳しく説明します。特に任意整理や個人再生、自己破産といった債務整理は弁護士や司法書士といった専門家に相談し、対応を依頼するケースが多くあります。
一括返済
借金の一括返済は、借金を一度に返済する方法です。
一度にかかる負担は大きいものの、債務が完全に解消されれば、借金からの解放感も得られるでしょう。
とはいえ、借金を抱えている人が一括返済ができるような経済状態であることはほとんど期待できません。
分割返済
支払うべき金額が大きいなど一括返済が難しい場合は、分割して借金を返済していく分割返済という返済方法があります。カードローンやキャッシング、クレジットカードも原則的には分割返済が多いでしょう。
借金が多い場合や、収入に合わせて返済額を調整したい場合に適しています。ただし、これはあくまでも「業者側のサービスとして」使えるものです。
リボ払い
リボ払いは、リボルビング払い(残高スライドリボルビング方式)とも呼ばれ、クレジットカードの利用金額に応じて毎月の支払額が変動する方法です。
借金の返済を柔軟に行うことができますが、利息が高くつく特徴もあります。
最近の傾向として、クレジットカード・カードローン問わず基本的にリボ払いが自動設定されているケースが多いのですが、これは業者側にとって有利な(=利益の大きい)方式だから、といえるでしょう。
ボーナス返済
ボーナス返済は、ボーナスや年末の賞与などの特別な収入がある際に、それを使って借金の一部または全額を返済する方法です。
ボーナス月を指定しておき、そこで多めに返済します、という形となります。もちろん、ボーナス支給のある会社員の方がお使いになるのが仕組み上ほぼマストです。こうした賞与歳入を活用することで借金を迅速に減らせる効果がああります。
おまとめローン
借入先が複数にわたると、返済期限や金額が把握しづらく混乱してしまうケースがあるでしょう。
おまとめローンは、複数の借金を1つのローンにまとめて借金返済を行う方法です。利息の複数支払いが簡略化され、借金の返済計画を立てやすくなります。
任意整理
任意整理は、債務者と債権者が合意を取りながら借金を整理する方法です。債務整理の中でももっともライトな方法に数えられ、具体的には数年をかけて現在の借金を分割回数を増やしながら返済し続けていくといった段取りになることが一般的です。
この方式では元金が減ることはほぼ無く、将来利息のカット程度の減額効果にとどまるケースがほとんどですが、裁判上の手続きになる前に任意で和解することができ、さらに代理人が本人に代わって交渉しますので全体的に心理的な方面でのメリットが多いと言えます。
特定調停
特定調停は、簡易裁判所が借金返済が難しい債務者と債権者の話し合いの間に入って返済計画を作成する手続きです。
債務者は、返済計画に基づいて債権者に返済を行います。
返済計画に基づいて返済を行わなかった場合、債権者は残りの金額を一括で請求することができます。
個人再生
個人再生は、裁判所に申し立てを行い、債務整理を行う手続きの一つです。
債務者は、裁判所に返済計画を提出し、裁判所が認めた返済計画に基づいて債権者への返済を行います。財産を残しつつ、借金を総額の1/5まで減額できますが、原則3年で返済する必要があります。
自己破産
自己破産は、裁判所に申し立てを行って借金の返済義務を免除してもらう手続きの一つです。
自己破産を行うと借金の返済義務が免除されますが、一定の財産を失うことがあります。よって、自己破産が本当に適しているのか、司法書士や弁護士などの専門家に相談することが必要です。
\LINEで気軽に相談可能!/
【知っておきたい】債務整理の基礎知識
債務整理は、借金問題を解決に導く手段の一つで、一括返済や分割返済が難しい場合によく利用されます。
続いては、債務整理で得られるメリットから注意すべきデメリットまで詳しく解説します。
債務整理のメリット
債務整理の大きなメリットは、借金問題から解放されることです。これにより、経済的な再出発も図れるでしょう。
借金を返済できないストレスが軽減されれば、新たなライフプランに沿った再出発も可能です。債務整理は、借金の返済負担を軽減するために重要なステップと言えるでしょう。
債務整理のデメリット
債務整理にはデメリットも存在します。例えば、債務整理をすると個人信用情報に負の情報が記載され、信用スコアに影響を及ぼします。
また、債務整理は法的な専門用語を用いた手続きが多いため、個人の方が一人で債務整理を行うのは難しいです。
そして浪費が原因で生じた借金は個人再生や自己破産で免責されませんが、裁量免責になる可能性もあるため、債務整理は専門家への依頼することをおすすめします。
債務整理を依頼できる人
借金問題の法的相談や借金整理を依頼できるのは、原則弁護士と認定司法書士のみです。他の人物に法的相談や整理を依頼することは非弁行為にあたってしまいます。
必ず法的な専門家に相談して、適切に問題解決へと進みましょう。
債務整理にかかる費用
債務整理にかかる費用には、認定司法書士や弁護士の報酬、裁判所への手続き費用があります。任意整理であれば1件4万円前後で受任する事務所が多いでしょう。
また、債務整理に関する相談は無料、つまり相談料がかからない事務所も多いです。
費用の詳細はケースによって異なりますので、まずは無料相談からご自分に合う先生を探してみるのがおすすめです。
\LINEで気軽に相談可能!/
買い物依存症と借金に関するよくあるQ&A
買い物依存症の治療と、買い物依存が一因となって発生してしまう借金問題に頭を悩ませている方も多くいるでしょう。
このような疑問や不安を解消すべく、ここからはよくある質問についてQ&A形式で取り上げます。
治療と借金相談は同時にできますか?
買い物依存症になってしまうと、借金問題が生じることもあります。このとき、治療と借金の相談を同時に進めたいと考える方もいるでしょう。
しかし、治療と借金の相談は別の問題なので、それぞれの専門家に対応してもらうことが重要です。
基本的には治療は医療機関で、借金の相談は司法書士や弁護士といった専門家のもとで行います。
特に借金問題は一度依頼すれば(委任契約の締結)、その後は弁護士や司法書士が債権者等との対応を行うため、治療により専念しやすくなるとも言えるでしょう。
買い物依存症を理由に借金はゼロになりますか?
買い物依存症が原因で借金が生じてしまった場合でも、それを理由にして借金がゼロになるということは原則ありません。
ただし、法定代理人が存在する場合などはこの限りではないため、詳しくは司法書士や弁護士にご相談ください。
違法金融を利用してしまっている場合も債務整理できますか?
買い物のため、なんとかお金を用意しようと違法金融業者を利用してしまうこともあります。
しかし、違法金融業者からの借金は、債務整理の対象とはなりません。なぜなら、違法金融業者との契約自体が無効となるためです。
違法金融業者からの借金に困っている場合は、闇金や新型闇金の対応を専門とする司法書士や弁護士に相談し、対応を依頼することをおすすめします。
\LINEで気軽に相談可能!/
まとめ
買い物依存症には、無意識な衝動買いをしてしまう、買い物によって気分が高揚するといった特徴があります。
これは人間関係にも影響を及ぼし、家計の圧迫や借金の増加にもつながります。ですから、単に「衝動買い」と片付けるのではなく、真剣に向き合うことが大切となってくるでしょう。
また、買い物による借金をどうしたらよいかお困りなら、弁護士や司法書士に相談し、対応を依頼するのも一つの方法です。個人再生や任意整理など、借金の整理方法は様々存在します。
当事務所では、経験豊富な司法書士が皆様の相談をお受けしています。まずは相談から、解決策を探るための一歩を踏み出してみませんか。
なお、闇金など違法金融業者を利用してしまった場合にも対応可能ですので、債務整理とあわせてご相談いただくことが可能です。
詳細は下記のボタンからご確認ください。
借金返済にお困りなら今すぐご相談ください
当事務所は任意整理・個人再生・自己破産に対応しています(司法書士業務の範囲内に限る)。どの手続きが良いか分からない場合、ご依頼者様の状況を見てご提案しますのでご安心ください。
当事務所は任意整理・個人再生・自己破産に対応しています(司法書士業務の範囲内に限る)。どの手続きが良いか分からない場合、ご依頼者様の状況を見てご提案しますのでご安心ください。