はじめは付き合いやストレス発散として利用する方が多い風俗ですが、通う回数が増えた結果、多額の借金を抱えてしまう人も少なくありません。
誰にでも性欲はありますから、これをどのように発散もしくは昇華するかは避けては通れないものです。家庭内でそのような話ができない、もしくはそういった行為ができない事でフラストレーションがたまってしまうのも事実でしょう。
しかし、欲を外で発散する、風俗に通うことについてはパートナーを含め家族でもよく思わない人もいるわけです。場合によっては、不貞行為として捉えられる場合もあります。
そこで今回の記事では、風俗で作ってしまった借金は債務整理の対象になるのか、風俗通いが辞められない原因から詳しく解説していきます。
風俗で作ってしまった借金は債務整理可能?
結論から申し上げますと、風俗で作った借金の債務整理について自力で行うのは難しいと考えてよいでしょう。
債務整理をする場合、将来利息や原本のカットなどによって負担の軽減が受けられます。
とはいえ、全ての債務が免除を受けられるわけではありません。いくつかの免責不許可事由が存在しており、これに該当すると負担軽減の権利が認められなくなってしまうのです。
風俗で作った借金は、基本的には免責不許可事由の「浪費やギャンブルによる借金」に該当します。そのため自力での債務整理交渉は困難と言わざるをえません。
ここまで読んで目の前が真っ暗になってしまった方に「裁量免責」を紹介します。
裁量免責を受けるには、経験豊富な弁護士や司法書士に相談・依頼するとよいでしょう。判断基準には「生活を立て直そうとする意思があるか」「破産手続きに協力的か」などの項目を満たす必要があります。
今後の生活も見据えつつ安心して解決するためには、専門家の介入がおすすめです。
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風俗通いで借金が膨らんでしまう原因
一回ごとの料金は決して安いとは言えないものですが、風俗にたまに通うくらいでは債務整理を検討するほどの借金が発生することはないでしょう。
しかし、風俗に通い詰めた結果、返済しきれないほどの借金を抱えてしまう方もいるのです。風俗通いによって借金が膨らんでしまう原因はどのようなものがあるのでしょうか。
異性に優しくされるのが嬉しいから
「異性に優しくされたい」という気持ちは、誰しもが持つ感情です。
正直、実生活で風俗ほど異性に優しくされる経験はありませんよね。異性に優しくされると、自分が特別な存在になったような錯覚に陥ります。
舞い上がるような経験が忘れられず、異性からの優しさを求めるあまりにストーカー行為や嫌がらせなどの犯罪行為をしてしまう人もいるのです。
この心理状態に陥ってしまうと、もう歯止めがききません。代表的な例が、身を粉にして働き「推し」に貢ぐ、ホストクラブによくいる女性客といえるでしょう。
日々のストレス解消のため
日々のストレスを解消するために、風俗に通う方もいることでしょう。
それは、普段の生活では味わえない刺激的な体験ができるということです。たとえば、彼女たちとお酒を飲んだり会話を楽しんだりするだけでも十分に楽しい時間を過ごせることでしょう。
また、風俗嬢の中には、ナース服やメイド服などのコスプレ衣装に身を包んで接客してくれる子もいます。非日常の空間に身を置くことがストレス解消になる場合もあるんのです。
とはいえ、借金を多く抱えるようになっては、話が変わってきてしまいます。
性欲発散を目的に通ってしまうため
性欲発散のために風俗通いを続ける場合もあります。様々な事情があって自宅ではそのようなことができない、もしくは物足りないという方もいるでしょう。
しかし、とくに既婚者にとってマッチングアプリでの相手探しはかなりリスクの高い行為です。故意に情報を流出させる人もいますし、家族バレを防ぐにはお店に通った方が安心ということになります。
風俗依存になってしまうため
単なる風俗好きをはるかに超えて、依存症の域に達している人もいます。
依存症というとアルコールやギャンブル、薬物などが代表的ですが、性依存もそのひとつなのです。依存症になってしまうと、自分の意思では通うのをやめられません。
お気に入りの嬢にはまりこんでしまったから
お気に入りの嬢にはまりこみ、同じお店に何度も通った経験のある人はいるでしょう。
自制できているうちはどうにか財布の中のお金だけでやりくりできますが、ふとした瞬間にタガが外れて我を失ってしまうことがあるのです。
「あの子は優しくしてくれるしサービスもいいから、借金をしてでも会いたい!」そういって借金してまで通うようになると、どんどん深みにはまっていきます。
指名する場合は別料金がかかることもあるため、気に入った女の子を指名していると出費がかさむ原因になります。
承認欲求を満たすため
年齢や性別を問わず、承認欲求はだれにでもあるものです。褒められて嫌な気持ちになることはないと言ってもいいでしょう。
風俗嬢はお客さんに対して「かっこいいね」「大人の雰囲気が好き」など、褒め言葉を口にします。
寂しさを埋めるため
風俗は寂しい気持ちを埋めてくれる場所でもあります。
家族や職場で常に疎外感を感じており、仕事の愚痴や世間話を聞いてほしいがために風俗を利用する人も少なくありません。そのため、気を遣わずに話せる空間を高い料金で買っているのです。
初めは異性との関わりの練習に利用したため
普段の生活で異性とかかわるのが苦手と感じており、その克服のために風俗店を利用する人も一定数存在します。
いきなりお店に行くのはハードルが高いように感じるでしょうか?しかし、お金を払うことで実生活で異性とかかわるよりハードルが低くなると考える人もいるのです。
ただ、無条件で同じように接してくれる人が手近に現れるとは限りません。理想ばかりが高くなっていくのもこの場合の特徴といえます。
結果として、人付き合いの苦手さが解消しないまま借金を抱えるという悲しいループになってしまいます。
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【働く人向け】風俗で借金を返済することは可能?
風俗で働いて借金返済をすることは可能なのでしょうか。
ここからは風俗で借金返済を考えている方向けに、問題点やリスクを解説していきます。
【前提】風俗で稼ぐのは簡単ではない
たまに「風俗で働くなら簡単に稼げるだろう」と考える方がいますが、それは誤解です。というのも、風俗嬢としてしっかり稼ぐことは意外と大変なのです。
風俗業界には様々な業種が存在しますが、どの業種でもよほどの「売れっ子」でなければ長い待機時間が発生します。
風俗の仕事は基本的に歩合制なので、稼げる人とそうでない人の差が大きく、指名が取れないと収入が減ってしまうのが風俗業界の特徴とも言えるでしょう。
また、出勤日数を増やしたりオプション料金をたくさん付けてもらったりと工夫しなければ、なかなか高収入を得ることは難しいものです。
そのため、風俗嬢の中には「もっと稼ぎたい」「もっと楽な仕事に就きたい」と考えた結果、日中の仕事などの風俗以外の仕事を探そうとする人もいます。
風俗はさまざまな負担が大きすぎる
風俗で働くことは、色々な代償を伴うと考えて差し支えありません。
代表的なものとして以下の3つが挙げられます。
- 顔を知られてしまう
- 病気にかかる
- 身体的、精神的な摩耗
お店で働いている時にはホームページなどで写真が公開されています。お店を辞めた後ですら、すぐに情報が消されないなどのトラブルが重なると、元風俗嬢だと特定されてしまうことがあります。
情報をばらまくと脅してきたり元客がストーカーしてきたりと、心労だけでなく身の危険も伴うでしょう。
とくに、性病には注意が必要です。
利用客が無症状のまま無自覚に、悪質な場合には感染しているとわかっていながら病気を広めてしまうことがあります。リスクを避けるためにも、定期的な検査や接客時の対策は欠かせません。
性病に感染すると、完治するまで仕事にも影響が出てしまいますし、場合によっては命に関わる重大な症状を引き起こすこともあります。
特に、利用者による口コミなどによっても情報は広まりやすいものです。指名客の数が大きく変わることもあるため、収入の減少にも直結する問題と言えるでしょう。
旦那や彼氏にバレるリスクも
「赤の他人にバレるくらいなら別に構わない」とお考えの方でも、旦那や彼氏にバレるとなると話が変わってくるのではないでしょうか。
最悪のケースでは、旦那や彼氏が客として来店して、思わぬところで鉢合わせることすらあるのです。
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【共通】風俗関連の借金を返済するには?
それでは、風俗などで作ってしまった借金についてはどのように返済していけばよいのでしょうか。
借金の原因となる風俗通いを止めるほか、収支の見直し、債務整理の相談などの方法があります。以下に詳しく解説していきます。
風俗通いを止める
何よりも、借金の原因を絶つことが必要です。
人によっては、趣味やストレス解消の大きな柱として風俗通いがあったかもしれません。そのような場合、一種の禁断症状のようなものに悩むこともあります。
また、身体的、精神的に影響が出ているのであれば、病院を受診するのも方法のひとつです。カウンセリングや投薬治療で生活の困難が軽減される人もいます。
原因となる支出が無くなれば、その分を返済や生活費に充てることができるでしょう。
収支を把握し返済に充てるお金を捻出する
風俗の利用は決して安いものではありません。借金をするほど生活が成り立たないのだとすれば、現実的な予算を組み、抱えている借金を減らせるよう見通しを持つ必要があります。
借金を繰り返すような収支設定を続けていては、今後も苦しむことになるでしょう。
人生経験豊富な司法書士に相談する
借金を放置したり一人で抱えたりしては、スピーディーな解決は見込めません。
債務問題のプロである司法書士の力を借りるのが賢明な判断といえるでしょう。
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まとめ
ここまで、風俗で借金を抱えてしまう原因からその解決策まで解説してきました。
依存する前に、他の方法で気持ちや欲求を向けられればよいのですが、それができたら風俗通いによる債務で苦しむ人はいないわけです。また、風俗で働くのは簡単なことではないと再確認したのではないでしょうか。
風俗で作ってしまった借金は、司法書士への相談がおすすめです。
決して他の事務所でよくあるような「説教する」といったこともありませんし、ご希望に応じて男性の相談員がお話をお伺いすることも可能です。
また当事務所の代表司法書士は男性ですので、いわゆる詳細説明で必要となる「突っ込んだ話」になっても問題なくご対応が可能です。
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当事務所は任意整理・個人再生・自己破産に対応しています(司法書士業務の範囲内に限る)。どの手続きが良いか分からない場合、ご依頼者様の状況を見てご提案しますのでご安心ください。
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