いわゆるキャバクラにおける借金は高額になる傾向にあります。そして、大抵は返せなくなってしまい、どんどん泥沼化していくパターンが多いのが実情です。
そこで、この記事では「キャバクラにおける借金は債務整理出来るのか?」といったテーマから、キャバクラでの借金について分かりやすく解説していきます。
キャバクラが原因の借金は債務整理可能?
結論から言えば、キャバクラが原因の借金であっても、債務整理自体は可能です。
ただし、債務整理をするためには、借金の総額と現在の借金の状況を正確に把握しなければなりません。
把握しないまま債務整理を行うと、結果的に多額の借金が残るだけになってしまい、債務整理をしたことが逆効果になってしまう可能性すらあるからです。
そしてキャバクラが原因の借金は往々にして、通常の借金よりも金額が大きく、かつ、ご家族にバレると都合が悪いなどの事情によって、債務整理自体に踏み出せない方が多い印象があります。
なお、キャバクラが主な原因となっている場合、債務整理の中でも自己破産については免責不許可事由に該当し、手続きが出来ない可能性もあります。
この場合、法律事務所によっては見放すということではありませんが、実質的に対応を断らざるをえないケースもあるため、事務所選びは非常に重要なポイントとなります。
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キャバクラ通いで借金が膨らんでしまう原因
ここからは、キャバクラ通いで借金が膨れ上がってしまいがちな理由について見ていきましょう。
ここでの重要なキーワードは以下の6つです。
- 見栄
- 承認欲求
- 現実ではモテない
- お気に入りのお嬢のNo.1争い
- 寂しさを紛らわせる
- 資金管理がしづらい
それぞれ、見ていきましょう。
嬢の前で見栄を張ってしまう
まず、一番多いのが「嬢の前で見栄を張ってしまう」というものです。
もちろん、このような行為は店側からすれば売上直結以外の何物でもないのですが、どうしても辞められないという男性は多いものです。
承認欲求を満たすため
次に、「承認欲求」が原因として出てきます。
これは、自分が他人に認められたいという気持ちが強く、そのために何かと他人の評価を気にするタイプの男性が陥る傾向にあります。
たとえば、自分は仕事ができる人間だと思っているのに、上司からは「お前はダメだよ」と言われたりすると、途端に自信を失ってしまい、その結果として「俺はもっと評価されるべきなのに」と思ってしまいます。
また、恋愛においても「俺ってこんなにいい男なんだぞ」とアピールしたいがあまり、女性に対して「高価なプレゼント」や「高級レストランでの食事」を頻繁にプレゼントしたりします。
このように、男性は「認められたい」という思いが強いため、結果として「自分への投資」という形でキャバクラなどでもやはり、承認欲求が満たされやすいシャンパンの購入や指名にお金を使ってしまう傾向があります。
現実ではモテないがキャバクラではチヤホヤされるから
「現実ではモテない」からこそ、キャバクラに通う・・・と、自嘲的におっしゃる方もよくいらっしゃいます。
こうした現実とのギャップを埋めるべくキャバクラに行くことで「現実逃避」をしているわけです。
お気に入りの嬢をNo.1にするため
お気に入りの嬢がNo1を取り、出世していくためには、当然のことながら、その嬢の売上を指名客が上げていく必要があります。
しかし、この「売上を伸ばす」というのは非常に難しいものです。
そのため、多くの男性は「金がない」「時間がない」などと言って、結局は諦めてしまうことが多いようですが、中には限界を超えて(自身の収入や返済力を超えて)借り入れをしてまでキャバクラ通いを続けるという人もいます。
寂しさを紛らわすために通ってしまう
債務整理等の関係で色々な事案を耳にする限り、これが実は、一番多いように思います。
特に、40代以降の中年層に多くみられる印象のあるのがこの「寂しさを紛らわすため」というパターンです。
- 独身者であれば独りでいるのが寂しい
- 妻との関係が悪化して家庭内別居状態
- 離婚調停中で子供とも会えない状況
そういったご事情のある方が夜の寂しさを紛らすためにキャバクラへ通うということです。
特に深刻なケースになると、数百万円どころか、自宅を担保にした不動産融資などを使って1000万円以上の借金をしてでも夜毎にキャバクラへ通うのがやめられないといった方もいらっしゃるようです。
いくら使ったか管理できていないため
キャバクラ通いで借金が膨れ上がってしまう理由は、総括して、まさにここにあります。
ひとえに「いくら使ったのか管理できていない」のです。
そうなると、キャバクラでいくら使ったかも覚えていないのに、借金だけはどんどん増えていってしまうという状況に陥りやすくなります。
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【キャバ嬢向け】キャバクラで借金を返済できる?
では、キャバクラで勤務されている、いわゆるキャバ嬢として勤務することで、女性の方が借金を返済していくことは可能なのでしょうか?
ここでは「キャバで借金は返済できるのか?」という疑問にもお答えしていきます。
【前提】キャバクラで稼ぐのは簡単ではない
前提として、キャバクラは時給制ではなく歩合制の給与体系である以上、キャバクラで働くこと自体が必ずしも借金の返済につながるとは言い切れません。
つまり、キャバクラで働いたからといって、必ずしも高額な月収が保証され、借金の全額を返せるとは限らないのです。
その他、キャバ嬢として働くことで借金の返済が出来るとは限らない理由には、以下のような要素もありますのでご紹介しておきます。
装飾品やドレスにお金がかかる
まず、キャバクラのキャストさんの服装は、基本的にドレス着用です。
ドレスはレンタルすることも出来ますが、大抵はオーダーメイドになります。そして、オーダーメイドのドレスは、一般的に相当な金額がかかることになります。
もちろん、キャバクラで毎日同じドレスを着て出勤するわけにもいきませんから、ドレスは複数枚必要となります。また、ドレス以外にも、装飾品類を揃える必要があります。
キャバクラで働いていると、どうしても「あれが欲しい」とか「これがあればもっといい」などといった欲求が出てきてしまうものです。
しかし、それらは原則として自費で賄う必要があるため、結果として稼いだお金からこうした費用が出費され、借金返済は遠のいてしまいがちです。
金銭感覚が狂ってしまうリスクも
さらに、キャバクラは一見華やかに見えるかもしれませんが、実際にはかなり過酷な労働環境です。
キャバクラは、基本的には「接客業」であるため、常に笑顔でお客様に接し、時には気遣いをし、場合によってはお酒を作ってあげなければならないため、精神的に疲れることも多く、また、肉体的に疲労困ぱいしてしまうことも珍しくありません。
その他、ある程度売上が立つと今度は「借金なんていつでも返せるから、先に好きなものを買おう」などと考え始め、結果、借金がなかなか減らない・・・という事態に陥ってしまうこともあります。
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【共通】キャバクラ関連の借金を返済するには?
キャバクラで借金が膨れ上がってしまった場合、通常、借金の総額と現在の借金の状況を正確に把握し、その上で債務整理を行う必要があります。
そこで、キャバクラで借金が膨れ上がってしまいがちな方に向けて、以下の3つの方法を解説します。
【必須】キャバクラ通いを止める
まず、キャバクラ通いを止めなければ、債務整理をしても意味がありません。
キャバクラ通いをしていては、当然、費用の流出も止まりませんから、まずはここが重要です。
副業や残業で返済するお金を捻出する
次に返済の原資を作るため、本業での残業や副業などでお金を稼ぐことも重要です。
最近は副業人材を積極的に業務委託方式で採用する企業も増えていますので、こうしたところでとにかく「返済のためのお金」を捻出する必要があります。
司法書士に債務整理について相談する
最後に、債務整理をするためには、弁護士や司法書士などの専門家に相談することが大切です。
独力でも借金を整理出来ないことはありませんが、やはり効率や結果の面を見るなら専門家に依頼するのが一番でしょう。
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まとめ
今回は「キャバクラ通いが原因で多額の借金を抱えてしまった」という方や「キャバクラ勤務で借金を返済したい」という方向けの内容をお送りしました。
そうした状況も含め、当事務所であれば職業経験のみならず、人生経験豊富な「人情味のある司法書士」が、債務整理のための手続きを進めたり、債権者への対応を代理することによって、状況を改善していくお手伝いが可能です。
当事務所は24時間365日いつでもつながる相談窓口を設置しています。下記ボタンよりお気軽にご相談ください。
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