借金問題で窮地に陥ったとき、「今すぐに現金が必要」という焦りから安易に融資を申し込んでしまうケースが多くあります。特にインターネット上で見かける「審査甘め」「即日融資」といった言葉には要注意です。ときわ商事もそうした業者の一つで、一見すると正規の貸金業者に見えますが、実態は危険な闇金業者です。
正規の登録番号を偽り、法外な金利で貸付を行うときわ商事に手を出してしまうと、返済不能の状態に陥り、精神的にも追い込まれてしまいます。
今回は、ときわ商事の実態と危険性、もし既に利用してしまった場合の対処法について詳しく解説します。闇金問題で苦しんでいる方の助けになれば幸いです。
ときわ商事の実態とは？違法な金利と手口に要注意
ときわ商事と名乗る業者は、正規の貸金業者を装いながら、違法な高金利で融資を行う典型的な闇金業者です。登録番号を偽装し、SNSやメールなどを利用して勧誘を行っています。
金利や手口について詳しく見ていきましょう。
ときわ商事は虚偽の登録番号を使用した闇金業者
ときわ商事は正規の貸金業者になりすまし、虚偽の登録番号を使用して融資を行う闇金業者です。主にSMSやLINEを利用して融資勧誘を行い、申込後は身分証や顔写真などの個人情報を送信させる手口を使用しています。
日本貸金協会の退会者として「ときわ商事株式会社」の記載はあるものの、現在活動している闇金業者との関連性は不明で、住所や電話番号などの詳細情報も定かではありません。
ときわ商事は超高金利で貸付を行う
ときわ商事は10日間で元本の10割に相当する利息を請求する、年利3650％という超高金利で貸付けを行っています。3万円借りた場合、10日ごとに3万円の利息が発生し、返済不能に陥るリスクが非常に高くなります。
このような金利設定は利息制限法や出資法に違反する明らかな違法行為です。法的には返済義務がありません。正規の貸金業者であれば、このような法外な金利は設定しません。
ときわ商事が使用する悪質な手口
ときわ商事は「埼玉県知事(2)第03863号」といった登録番号を掲示し、正規業者であるかのように装っています。この番号は前述の通り退会済みの同名業者のものであり、すでに効力はありません。他社の番号を不正に使用している可能性もあるでしょう。
延滞が発生すると、職場や緊急連絡先に対して取立てを行い、社会的信用を失わせる脅迫的な手段を用いることがあります。さらに、SNSやLINEアカウントを通じて被害者に接触し、詳細な個人情報を収集するため、個人情報の流出リスクも高まります。
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ときわ商事を安易に利用した結果どうなるのか？
闇金から借りたお金には法外な金利が課せられるため、返済が困難になり、生活の破綻の可能性も否定できません。取立てが厳しく、精神的な負担も大きいでしょう。健康を害する可能性もあります。
安易に利用した結果、どのようになるのか詳しく見ていきましょう。
返済不可能な状態に追い込まれてしまう
年利3650％という暴利によって、多くの場合返済不能に陥る可能性が高いです。借りた金額以上の利息が短期間で発生し、生活費や他社からの借り入れに頼らざるを得なくなるでしょう。
一度利用すると負債が雪だるま式に増加し、経済的に困窮している状態へ追い込まれます。闇金業者は、返済能力を超える貸付を意図的に行い、債務者を支配下に置こうとするため、利用は絶対に避けるべきです。
精神的に追い込まれてしまう
昼夜を問わず電話やLINEで督促され、心身ともに休まることがありません。家族や職場への連絡が原因で、社会的信用を失う恐れもあります。
脅迫的な言葉や態度で精神的に追い詰められ、不眠や体調不良、うつ状態に陥る人も少なくありません。平常心を保つのが難しくなり、冷静な判断ができなくなることもあるでしょう。
犯罪に巻き込まれてしまう
銀行口座や携帯電話の譲渡など違法行為への協力を強要される場合があります。万が一、名義人として関与すれば、罪に問われる危険性もあるでしょう。
闇金との関係が深まることでさらなるトラブルや犯罪被害に巻き込まれる可能性も否定できません。一度関係を持ってしまうと、別の違法行為に巻き込まれるリスクも高まるため、早期に関係を断つようにしましょう。
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ときわ商事と一切の関係を断つためには？
闇金との関係を断つためには、証拠の収集や警察への相談、専門家への相談が効果的です。
特に闇金問題に強い司法書士や弁護士に相談することで、法的な保護を受けながら問題解決を目指せるでしょう。
どんな小さな証拠も保存することが大切
取立て内容の録音やメッセージ保存など、証拠となる資料を確保しましょう。手元に証拠さえあれば、闇金対応に経験豊富な司法書士や弁護士へ相談することで、取立て行為を止められます。
専門家による交渉で平和的解決が期待できるため、受け取った文書や通話内容、メッセージなどを全て記録しておくことをお勧めします。証拠があると解決までの道のりがスムーズになるでしょう。
警察に被害届を提出する
悪質な嫌がらせや脅迫行為については警察への相談も効果的なケースもあります。ただし警察は民事不介入の原則のもと、実害がなければ捜査できません。証拠資料の提出が不可欠です。
被害届を提出しても、解決には時間がかかるケースがほとんどです。警察だけでなく、専門家への相談も併せて行うことをおすすめします。
司法書士への相談を最優先にすべき
闇金との契約は違法で、元本を含めて返済義務はないことを理解する必要があります。闇金問題に特化した司法書士事務所に相談するのが効果的です。
無料の相談窓口も多く存在しているため、一人で悩まず早めに相談しましょう。司法書士が介入すれば、ほとんどの場合取立てが即座に停止します。専門家のサポートを受けることで、精神的な負担も軽減されます。
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まとめ
ときわ商事は虚偽の登録番号を使い、年利3650％という法外な金利で融資を行う危険な闇金業者です。一度利用してしまうと返済不能の状態に陥り、精神的にも大きな負担を抱えることになります。さらに犯罪に巻き込まれるリスクもあるため、絶対に利用してはいけません。
もし既にときわ商事から借り入れをしてしまった場合は、一人で悩まず専門家に相談してください。証拠を集め、闇金問題に強い司法書士に相談することで問題解決の糸口が見つかります。
当事務所でもときわ商事のような闇金業者問題の相談を随時受け付けています。闇金との関係に悩んでいる方は、まずは一人で抱え込まず、専門家に相談されてみてはいかがでしょうか。
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委任契約後は闇金業者に対してスピーディに受任通知を送付し、最短即日中に取り立てを停止します。当事務所はご依頼者様のご要望を第一に闇金業者と交渉します。お気軽にご相談ください。
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