借金返済に苦しむ人は「後払いマインド」のような闇金業者の標的になりやすいです。巧妙な手口で近づいてくる闇金業者は、SNSを使って若い世代を中心に接触し、「簡単に稼げる」という甘い言葉で誘惑します。情報商材の販売を隠れミノに接触し、後から法外な金利で返済を迫るという手口は、気づいたときには身動きが取れなくなっていることが多いです。
本記事では、「後払いマインド」という闇金業者の実態と、もし被害に遭ってしまった場合の対処法について解説します。
闇金後払いマインドの概要
闇金業者はさまざまな手口で借り手を誘い込みますが、後払いマインドはSNSを通じた情報商材販売を装った新たな手法で若者を中心に被害を広げています。
普通の貸金業者との違いや、法外な金利設定など、危険な実態を見ていきましょう。
後払いマインドは情報商材の販売を装った闇金業者の一つ
SNSを通じてWEBサイトに集客し、LINEに誘導して貸付を行う違法業者です。情報商材の販売を装って「キャッシュバック」として貸付を行い、後日購入代金として返済金を支払わせる手口を使っています。
サイト上で販売されている情報商材には実態がなく、表記も「情報商材A」「情報商材B」と実にいい加減です。貸付が前提なのは一目瞭然で、貸付を別の名目で行っているにすぎません。
違法な高金利と返済条件
サイト上の販売条件(実質的な貸付条件)では年利960%程度となりますが、実際にはそれ以上の高金利で、年利3,000%を超えるケースも少なくありません。貸金業法で定められた上限金利を大幅に超える違法な金利設定です。
極めて短い返済期間を設定しているため、借り手は返済できなくなるよう仕組まれています。返済が困難になると、さらなる借り入れを強要されたり、別の闇金業者を紹介されるといった悪循環に陥る可能性も否めません。
後払いマインドが使用する電話番号と担当者名は?
080-1147-5347、080-2893-8048という電話番号が使用されていることが確認されており、担当者として「金村」という名前を名乗るケースもあります。
ただし、こうした情報は頻繁に変更されるため、電話番号や担当者名だけで判断することは危険です。貸付の手法や条件を注意深く確認し、闇金業者かどうかを見極めることが重要です。
ウェブサイト上では過剰な個人情報を要求される
単なる情報商材の販売なら必要のないはずの個人情報を大量に要求されます。年収、勤務先の電話番号、住所、家族構成、さらには給料日まで尋ねられるのは明らかに不自然です。
これほどの情報を求めるにもかかわらず、サイト上に貸金業の登録番号はありません。悪質な業者であることは明らかで、個人情報を提供することで後々の取立てに利用されるリスクがあります。
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後払いマインドから借りるとどうなるのか
闇金業者からお金を借りてしまうと、返済が滞った際にさまざまな嫌がらせや取立てが始まります。
後払いマインドから借りるとどうなってしまうのか、見ていきましょう。
闇金の取立ては無視するとエスカレートする
闇金からの取立ては放置したり無視していると激しさが増す一方です。初めは電話やメッセージだけかもしれませんが、次第に家族や周囲の人間関係にも影響するようになります。
友人や職場にしつこく電話され、人間関係が破壊されることも少なくありません。周りに迷惑をかけることで精神的に追い詰め、判断力を奪う手法が使われます。
申し込みの際に渡した個人情報が嫌がらせに使われる
闇金業者に渡した個人情報は嫌がらせの材料にされることが多いです。申し込みの際に、身分証明書と顔写真を要求されている場合、返済が遅れるとSNSなどに公開される恐れもあります。
業者によっては、子供の学校にまで嫌がらせが及ぶこともあり、家族全体の生活が脅かされるケースも珍しくありません。
他の闇金業者からの借り入れを強要されることも
闇金業者への借金を返せない場合、他の業者から借りて返済を求められることもあります。「知り合いの業者を紹介するから、そこで借りて返せ」と言われ、次第に複数の業者との繋がりが広がっていきます。
やがて返済不能な借金が増え続け、日常的に取立てに怯える生活を強いられることになりかねません。複数の闇金から借り入れている状態は「多重債務」と呼ばれ、自分だけの力で解決するのは難しくなるでしょう。
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後払いマインドとのトラブルを解決するなら司法書士に相談する
闇金とのトラブルに一人で対応するのは非常に危険です。
法的な知識と経験を持つ専門家に相談することで、効果的に問題を解決できる可能性が高まります。
闇金対応の実績が豊富な司法書士は闇金の天敵
闇金業者と一人で戦うことはほぼ不可能です。危険も伴うためおすすめしません。専門家である司法書士に相談することで、適切な対応が可能です。
司法書士は、闇金業者に対して法的なアプローチを行い、短期間で取立てを停止させることができます。中には、司法書士からの受任通知が到着しただけで和解に応じる闇金業者もいます。
警察への相談は無意味?
悪質な嫌がらせや脅迫行為がある場合は警察へ相談するのも手です。警察には民事不介入の原則がありますが、明らかな犯罪行為については対応してくれます。
ただし、警察には民事不介入の原則があり、暴行を受けたり直接的な被害がない場合はすぐに対処できないこともあります。悪質な闇金業者がマークされて摘発されるケースも増えてきてはいるので、司法書士への相談と並行して警察への相談実績を作っておくのも良いでしょう。
相談先を選ぶ基準
闇金への対処は、何よりも経験と実績がものを言います。相談先の事務所を選ぶ場合は、どの程度実績があるのかを事前に確認しておきましょう。
弁護士への相談も可能ですが、闇金トラブルに特化している弁護士事務所は稀です。費用も司法書士と比べるとやや高い傾向にあるため、司法書士を中心に探すことをおすすめします。
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まとめ
闇金後払いマインドは情報商材販売を装った違法な金融業者で、法外な金利と悪質な取立てで借り手を追い詰めます。一度関わってしまうと、提供した個人情報を悪用した嫌がらせを受けたり、複数の業者から借り入れを強要されるなど、抜け出すのが難しくなるかもしれません。
こうしたトラブルに対しては、専門知識を持つ司法書士への相談が最も効果的な解決策です。闇金業者と交渉する経験と実績を持つ司法書士であれば、取立てを止めることができます。
当事務所では闇金トラブルの相談も随時受け付けています。後払いマインドなどの闇金業者からの取立てに悩んでいる方は、一人で抱え込まず、まずは専門家に相談されてみてはいかがでしょうか。
闇金業者にお困りなら今すぐご相談ください
委任契約後は闇金業者に対してスピーディに受任通知を送付し、最短即日中に取り立てを停止します。当事務所はご依頼者様のご要望を第一に闇金業者と交渉します。お気軽にご相談ください。
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